私の意見も2019年からすごーく変わって行きました。
最初は、日本の不登校について、いろいろな記事を読んで、
不登校になる原因のラベルに執着していました。
もちろん診断も、正しい支援・治療を受けるには大事ですが、
だんだんと、もっと根本的な社会的な問題に気づいて行きました。
1)何度も何度も行っているように、優秀な臨床心理士が増えて、
保険適応にならないかぎり、不登校だけでなく、
大人の心の問題や自殺も減らないと思います。
この意見は、この5年間、全く変わっていませんし、
状況も変わっていません。
それどころか、家庭内暴力・殺人が増え続けています。
2)それと、今だに、発達障害や心の病に対する偏見があるということです。
世間に偏見があるかぎり、
人は、診断が怖いです。
そして、本人は苦労します。
この5年で、表向きには、テレビなどで、多様性を訴えていますが、
個人レベルでの偏見はあまり変わっていないようです。
3)それと、一番大事な気付きは。。
低自己肯定感・劣等感があらゆる問題の裏にあり、
それがあるかぎり、生きづらいということです。
低自己肯定感・劣等感があると
- 世間が怖くなります
- 無気力になります
- 不安になります
- 自分に、世間に, 人生に、腹を立てます(責めます)
- 現実から逃げます(逃避、依存)
- 最終的には、消えたくなります

日本の学校と
日本の営業の職場です。
常に、競争させられ、評価され、もっと頑張れといわれる場所だからです。
人は、皆違う能力や性格をもって生まれてきているのに、
ずっと評価されて、もっと頑張れというのは、どうなんでしょう?
理不尽ですよね。
まあ―職場の場合は、自分にもっと向いた職に就けばいいですが、
(本当に自信のない人達は、職を変わるのも怖がります)
学校は、そうは行きませんよね。
学校の場合、先生が評価しているだけではなく、最近は、
「かわいい」「かっこいい」「ださー」「きもー」
とか言って生徒同士で評価しまくっていますよ。
これほど、きついもんはないです。
これを、すべての親が、はっきりと自覚するべきだと思っています。
あなたのお子さんは学校でどのような理不尽な評価をされていますか
知っていますか それにどう声かけをしていますか
(教えてください)
自覚したからと言って、学校から、理不尽な競争や評価が消えるわけではないです。
しかし、学校をはそういう場所だとわかっているのと、わかっていないのでは、
違うと思うんです。 正しい声かけもできるはずです。
自信がなくなっている子達に、もっと頑張れとか、甘えているとかいうのは
一番危ないことですから。。。
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最後にもうちょっとだけ、自己肯定感の大事さについて言わせてください。
大人も間違っていると思うことには、ぜったいに影響されないことが大事です。
この世には、理不尽なことや間違っていることがいっぱいいっぱいあります。
それに影響されたら、めちゃめちゃ生きづらいんです。
(小さいレベルでは、井戸端会議やPTAの噂話もです。)
しかし、「あほか?」と思える人達は、生きやすいんですよ~。ほんま
なにも「あほか?」と言う必要はないですよ~。
心の底でそう思っていて、「まー表向きにはある程度だけ合わしておいたる」
でいいんです。
しかし、あまりにも、酷かったら、はっきりと冷静に意見するべきです。
いつもいつも、反抗していても、生きづらいですからね。
これも、自己肯定感が高くないとできないことなんです。
だから言うんです。 絶対に自己肯定感を下げてはダメ
幸せも、リラックスも、
問題に立ち向かえる力も、
リスクを怖がらないのも、
正しい道を選ぶのも、
負けることや批判を怖がらないのも、
すべてすべて、
高い自己肯定感が絶対に必要なのです
これも忘れないでくださいね。
さて、下がってしまっている自己肯定感をあげられるか?
皆で考えてみませんか?????
ほめればいいなんて言う簡単な問題ではないと思いますよ~。
アイデアを待っています。