先日ABAセラピーについて触れました。
ABAセラピーとは、ASDの子供達を支援して生きづらくない生活に導くセラピーです。
日本でも、ちいさいお子さんにあちこちで行われていて、 セラピストになる国家試験もあります。
てらぴぁぽけっとの理念|児童発達支援 てらぴぁぽけっと (terapiapocket.com)
ABAホームセラピーとは│NPO法人 つみきの会 (tsumiki.org)
ASDの特性は、小さい時に現れます。(**このブログの最後の方をぜひ読んでくださいね)。
その時点で、診断が得られて、ABAセラピーを始めれば、後の2次障害(心の病)を予防できます。
多くのASD/ADHD/LDの子供達が、2次障害(心の病)になってしまうことは分かっています。
なってしまうととても大変なことなのです。
予防が第一です
カリフォルニアの特別支援教室では、
このABAセラピーに基づいた教育・学習支援が行われます。
一人づつに合った支援です。 日本の学校はこれをするべきです。そう思いませんか
今度の勉強会では、どのような支援がASDや心の病に必要かも、皆で考えたいです。
**小さい子供に現れるASDの特性:(丸を付けてみてください)
- 他の子のようにうまく話せない。1歳になっても、言葉やジェスチャー (バイバイとか)がすくない
- 目を合わせない
- 名前を読んでも反応しない
- 自分だけの世界にいるよう
- 他者を無視しているよう
- 何が欲しいか言わず、あなたを連れて行ったり、自分で危なくてもとりにいったりする
- 簡単な指示が理解できない
- あなたに見せたいと物をもってこない
- 興味のあるものや出来事を指さしてあなたに示さない
- 異様に長くひどい癇癪
- めずらしい動きを何度も繰り返す。手をパタパタしたり、体を揺らしたりする
- 硬いものに執着を示す(懐中電灯や鎖―ぬいぐるみや毛布でなく)
- 一人で遊びたがる
- おもちゃで普通に遊べない. おもちゃをいつも並べて、動かすと怒る
- 「---ごっこ」ができない(2歳以上でも)
- 感情を顔に表さない(9か月になっても)
- 笑顔で接しても、笑顔で答えない
- 2歳になっても他の人が傷ついている・怒っているのがわからない
- 小さい変化でも異様に嫌う
これらに、親が気付いて、診断を受けて、ABAセラピーを始められれば、
ASDでも、楽に(心の病にならずに)生きていけるのです。
これらの、特性が小さい時にまったくなかったのなら、
ASDである可能性は低いかもしれないですよ。
他の理由で、IQに凸凹があったり、社交不安になっているかも。。。