クロ-スアップ現代でも滝山病院を取り上げていました。
で、なぜこういうことが起こるかの原因の一つは、
世間が「違う人達」を社会で受け入れないと言うことらしいです。
そう、世間に隔離してほしいという気持ちがあるのです。
政治が、法律がどうのこうのと言いますが、
その背景には、社会的な考え方や文化が根強くあるものです。
たとえば。。。
引きこもりでもできる昼夜逆転の治し方|簡単にできる方法と根本の解決を解説 | 認定NPO法人ニュースタート事務局|ニート・引きこもり支援 (newstart-jimu.com)
やっと、日本人特有の昼夜逆転の原因がわかりました。
そう、特有なんですよ![]()
やはり「恥」と関係していますよね。
学校に行っていないのは、恥。
働けていないのは、恥。
鬱っぽいのも、恥。
支援が必要なのも、恥。
自分が「一般」と違うのも、恥。
恥のオンパレードです。
これが、ひきこもりを長期化させます。![]()
だから、日本人はせっかく休んでも、ほっとできないんです。
必要な支援も拒否するのです。
何時もどこかで、気にしているから。![]()
この「恥」ってなんでしょう?
考えたことがありますか?
日本では、あまり研究されていないようですが、欧米ではされています。
私は、日本生まれなので、欧米の研究に足りないところを見つけてしまいます。
たとえば、大昔の「お家の恥」とか「武士の恥」はプライドの問題でした。
でも、現代の「恥」は、違うように思えます。
まるで、自分に起こるすべての事が自己責任のように感じている?
自分に悪い事が起こっても、「申し訳ない」気持ちになる?
なぜ、現代人はそうなったのでしょう![]()
これを、欧米の社会学者たちは
日本の「恥の文化」と欧米の「罪の文化」の違いだと言っています。
罪の文化・恥の文化(つみのぶんか・はじのぶんか)とは? 意味や使い方 - コトバンク (kotobank.jp)
すなわち、
何をしてはいけないと言うのは、欧米の場合、宗教と法律で決まっています。
しかし、現代日本では、「人の目」がそれを決めているのです。![]()
(江戸時代では、もっとはっきりした基準・ルールがありましたね。
それがなくなったら、人の目が善悪の「たより」になったのです。)
周りの人の意見・価値観で、判断される個人は、とても小さな弱い存在のように
自ら思って生きているのです。![]()
だから、自分の意見も言えない。合わせることが大事となります。
だから、コミュニケーションも苦手になる。
人の目を気にして、ゆっくりと休むこともできないです。
人の目を気にして、家族を大事にすることもできないです。
この状態で、自己肯定感があがったり、
幸福度が上がったりする方が不思議なのです![]()
これはとても分かりやすい記事です:
まわりを気にする日本人は「恥を知る」ことから始めよう(遠藤司) - 個人 - Yahoo!ニュース
スニーカー出勤がはじまってすぐに、「世間」はルールを作って、
その「ルール」に反していたら「ダサい」と言う。
すごいスピードで「世間のルール」ができるのですねー。![]()
ただここで、一つ考えてもらいたいのは、
人の目って、いつも正しいのでしょうか![]()
ころころ変わることもあるのではないでしょうか![]()
誰が、率先して「人の目ルール」を作っているのでしょうか![]()
「当たり前」をなくして、
「なぜ?」「なぜ?」と疑問に思い、
考える社会になってほしいです。
ちなみに、集団社会をまとめるには、「人の目ルール」が
一番都合がいいですけどね。![]()
皆さんが「恥」を感じるとき、
「人の目」を気にするとき、
「なぜ」かを、ぜひ教えてくださいね。![]()
![]()
私が、不登校やひきこもりの子供に言いたいのは
「恥じゃーない。 気にして休まない事が、はずかしいことです。
でも、人をいじめたり、差別したり、バカにすることは、悪です。
人の評価を一度ぜーんぶ忘れて生きてみてくださいね。」