昨日、自分の目標に向かって歩き続けて下さいと言いました。
いつもこういうことをいうと、
「私には夢も目標もない」と言う人達がいます。
それは、夢とか目標をでっかいものと思い込んでいるからかも。
なにも、でっかいものでなくっていいんです。
自分がこういうことがしたいとか、
こういう人生がいいと思ったらそれでいいんです。
結婚して、家庭を持ちたいでもいい。
安定した職で、苦労なく暮らしたいでもいい。
自分の望んでいる人生=目標です。
目標は変わります。変わったら、それに向かっていけばいい。
ただ、自分の望んでいる人生を絶対に見失わないでくださいね。![]()
親御さんたちも、若いころ、自分の望んでいた人生はどんなのでしたか![]()
その人生になっていますか![]()
――― 返事のむずかしさ ーーーー
私は長年学生にアドバイスをしてきました。
また、友人に心理療法士が多いんです。
そのせいか、人の言ったことへの反応と言うか、返事がどうも
他の人と違うようです。日常会話でもそうなってしまっている。。
不登校やひきこもりのお子さんの言ったことに、どう返事をすればいいのか
と迷っておられる方も多いですね。
家族は感情が入るから、私のようにはいかないと思うんです。
でもね、20秒ルールをまもればいいかも。
何か、言われたら、2度うなずいて20秒は何も言わない。
これで、感情的にならないですみます。
私は、学生にとにかく好きなだけしゃべらせます。
反応は「おー」「あー」プラス共感する表情です。
その間にいろいろ考えています。
ただの愚痴だったら
「そりゃたいへんやったねー。」と共感します。
あまり話さない相手には、
「そうかー。なぜそう思う?」とか
「そうかー。なんでやと思う?」とか引き出す質問をします。
その間は絶対に意見はいわない。
なにもかも分かったら、やっと自分の意見を言いますが
これはあくまで自分の意見であって、正しいとは限らないというように
話します。
これは、会議でも同じです。
みんなの意見を聞いて聞いて、すべて理解してから、
最後に自分の意見を述べます。
人の状況や本当の気持ちなんて、ちょっと言ったことでは
なにもわかりません。
発せられた言葉は真実(本心)の10%でしょう。
でも、ひとが、なにか言うときは、
聞いてほしい。共感してほしい。から言うと思うんです。
だから、聞いて聞いて共感するのが、一番ではないでしょうか?
ただ、家族には、むずかしいですね。
でも、20秒ルールや(意見ではなくって)質問を試してみてくださいね。![]()