ゴールは:![]()
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1. 子供が、生きづらくならない考え方を学んで実行できるようになった
2. 家族が腹を割ってなんでも話せる仲間になった
現実逃避していては、このゴールにちかづけないです。
(1)には、専門家のヘルプが必要ですが、何度も言っているように、
みんなが、発達障害、不安症、トラウマについて、よく勉強して、
困っている人達を正しく理解してあげないと, 寛容さが生まれません。
それには、臨床心理学 (哲学や心理学じゃなくって)
の本を読んでもらいたいです![]()
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私は日本語のそういう本を読んだことがないので、
おすすめとかはないですが、大学院とかで使われているものがいいでしょう。
この分野も常に進化しているからです。
一番手っ取り早いのは、
10 心の健康問題 - MSDマニュアル家庭版 (msdmanuals.com)
を読むことです。身体の病気についても載っていますよ。
医師たちも使う、世界的に有名なマニュアルです!
せめて、先月紹介した、世界の不登校についての研究にのっていた障害について、
しっかりと読んでください。 症状、原因、治療法を。 お願いします。![]()
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· Separation anxiety disorder 分離不安障害(5-9歳で多い)
· Generalized anxiety disorder 全般性不安障害
· Oppositional defiant disorder 反抗挑戦性障害
· Anxiety 不安症 (いろいろを含む)
· Dysthymic disorder 気分変調性障害
· Depression うつ (いろいろを含む)
· Depression disorder 鬱障害
· Specific phobia 恐怖症いろいろ
· Behavioral disorder 行動障害
· Social anxiety disorder 社交不安・対人不安障害
· Enuresis 夜尿症
· Panic disorder パニック障害
· Posttraumatic stress disorder PTSD
· Agoraphobia 広場恐怖症
· Sleep disorder 睡眠障害
· Asperger's syndrome ASD 発達障害
· Attention defiicit/hyperactivity disorder ADHD 発達障害
これに加えて、不登校・ひきこもりに関して、ぜひ読んでもらいたいのは:
-
Body dysmorphia 身体醜形障害
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Eating disorder 摂食障害
-
Addictive disorder 依存症(アルコール、ギャンブル、ゲームなど)
-
Learning Disability 学習障害 (失読症のふくむ)発達障害
発達障害の場合は、生きづらいと他の心の病を2次障害として引き起こします。
精神病(幻覚・幻聴)の症状があるものは、もう少し深刻で:
- Bipolar disorder 躁うつ病・双極性障害
- Schizophrenia 統合失調症
- Dissociative Identify (multiple personality) disorder 多重人格障害
そしてパーソナリティ障害と呼ばれているものは:
- Paranoid personality 妄想性
-
· Schizoid personality 統合失調性
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· Schizotypal personality しそいど
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· Antisocial personality 反社交性
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· Borderline personality 境界性
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· Histrionic personality 演技性
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· Narcistic personality 自己愛性
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· Dependent personality 依存性
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· Avoidant personality 回避性
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· Obsessive-compulsive personality 強迫性
とこんなにもあるのですよ! 性格が悪いという意味ではないですよー![]()
障害が人格に影響していて、他の(上記にのべた)障害をも引き起こすのです。
だから、侮ってはいけません!
そして、最後に、
c-PTSD (複雑PTSD)です。
凸凹MOMさんがアダルトチルドレンとおっしゃっているものです。
これは、不登校児よりも、大人に多いでしょう。
子供の時の育ち方でトラウマが残っている状態です。
とても、生きづらいから、他の(上記にのべた)障害を引き起こします。![]()
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心の病が身体の病を引き起こします。
それ(身体)を治すのが、心療内科です。
心からくる身体の病は、自律神経がやられて、
- 血圧がコントロールできない
- 吐き気がする
- 心臓鼓動のが速い
- 頭痛
- 胃腸が悪い
- 眠れない
などいろいろです。
心を治さないと、身体が治りません![]()
心の病は他にもいろいろあります![]()
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どれに当てはまるか診断することは、
至難の業なんですよー![]()
だって、一つ以上の障害が複雑に絡み合っているからです。
時間がかかります。
セラピーも診断によって変わります。
セラピーができる状態にするために、
お薬を出される場合が多いです。
薬は、心を治すのじゃなくって、
症状を抑えます。
こういうことをよーく知っておいてください![]()
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知らないで、
「うちの子はただ特性がある」とか
「うちはただ鬱っぽい」とか
「うちはただの起立性調節障害」とか
「薬で治った」とか
言うのは、避けてほしいんです。![]()
表面の症状を語っているだけです。
それでは、正しい共感も、応援もできません。
本当の意味で前に進めません![]()
それに、一番怖いのは、
他の親御さんにまで、まちがった影響をあたえてしまいます。![]()
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これから、だれも言わないことを、心から願っています。
子供の将来が心配なら、
正しい診断と治療こそが、これからの人生をよくしてくれます。
ただ、見守るのじゃなくって、
表面上の症状を抑えるのではなくって。
これからの人生(生き方)をよくするのです![]()
もし、診断が怖いと思われるのなら、
それは、先日書いた、
不寛容な社会のせいです!![]()
違っているとわかってもいいんです!
人生が楽になれば、
その人のポテンシャルを引き出せれば、
違っていることを批判するやつらより、
かならず上に立てます![]()
そういうポジティブな考え方になってほしいなー。![]()
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私にできることは、臨床心理の大切さを言い続けることです。
嫌われても、嫌がられても、はっきりと、言い続けます!
今の日本に一番必要なことです。
臨床心理学をおろそかにしたら、
これから、不登校も引きこもりも鬱も不安も
増え続けますよー。 変な殺人も増え続けますよー。
どんどんと質問してくださいね。
この記事を広めていただければ光栄です。
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