
ルビーの死の謎
あなたはそのパズルを解くことができるか?!



ハリーの先輩犬、オーストラリアで獸木が飼っていて、
のちにバララットの農場主カートのラビット・ハンター犬になった
ケルピー+シェパードミックスのルビー
ルビーのサイトはこちら

カートから写真とともに届いた1通の手紙
その手紙には、iとlとrとmとnとhとwがなぜかどれも同じ文字に見え、
所々gやyの文字の下部が大きく丸まって下段のそのまた下の段まで食い込んで
大文字のOかと見間違えるくらいの
かなり読みづらい筆記体で以下のようにしたためられていた



親愛なる野生
ルビーを譲ってくれて、ほんとうにありがとう。
ルビーと僕は長く素晴らしい友情の年月を過ごして来た。
彼女は賢く忠実で、自由に走り回れるこの農場をこよなく愛し、
ウサギ(オーストラリアでは害獣)を追ってつかまえ、
僕と動物たち(ペットや家畜)をキツネから守ってくれた。
残念ながら、僕らの誰もがそうなように彼女も年をとり、衰弱した。
(以下1行ほど完全に解読不可能部分)XXX????XXXX???XXX????XXXX???
彼女の写真を同封するよ。君も見たいだろうと思ってね。
(またもや2行解読不可能部分)XXX????XXXX???XXX????XXXX???
もう一度、ありがとう。
ほんとうに彼女は愛すべき仲間だ。
君とご家族が元気でありますように。
愛を込めて
カート



なにしろルビーは14歳。
ルビーの様子を伝える手紙が途絶えて10年近く。
突然届いた手紙の差出人を見た瞬間
「ついに来るべきものが来た」
と感じた獸木。

英語圏の人間でもなかなか解読できない
獸木のオーストラリアのお隣さんレイチェルの
有名な悪筆に慣れてるとはいえ
手強かった上記のカートの手紙を大方解読し
添えられた年老いたルビーの写真を見て
確信したルビーの死にしばしボーゼンと過ごした。

そう、ソコソコとばすよね。
獸木は新聞だってテレビ欄とマンガしか読まかったクチなのだが、
それでも自分がすごく興味を持ったものや
琴線に触れる手紙や楽しいメールをもらったときなどは一語一句丁寧に読み
何度も読み返すこともある。
この手紙のような重大なものは一言も逃したくない。

それで手紙の、どうしても判読不能だった部分を、
あのワトさん君に手伝ってもらい
解読することにした。
誰だい、もう二度と出番ないなんて言ったのは?!
また来るって言っただろ!
ワトさん君約束は守っちゃうからね!!

問題の部分は一文字一文字アルファベットのどの文字なのか
特定することから始めなくてはならなかったので、
さすがのワトさん君も苦労してたね。
ワトさん君がどうにか意味不明語から英語に読み上げてくれた文を、
獸木が日本語にしたところ、こうなった。
*注:ワトさん君は英語エディターですが、日本語はわからないので翻訳はできません


残念ながら・・僕らの誰もがそうなように彼女も年をとり、衰弱した。
僕は彼女に若い友だち、彼女の教え子(多分新しい犬)を作ってあげたんだ。
彼女(ルビー)の写真を同封するよ。君も見たいだろうと思ってね。
彼女は新ピカ(たぶんまた子犬や新しく来た犬に戻るというような意味)なんだ。
なぜってもうすぐ彼女の誕生日だからね。
(当日は)特別なおやつをあげちゃうよ。


おい待て・・・
死んでないじゃん!!!
生きてました、ルビー 

カートが獸木を悲しませまいとしてウソを書いていない限りは・・・

獸木組長です・・
スミマセン 

でもカート、
生死に関わる重要な部分はくれぐれも明瞭に書いてね!!
獸木も「オマエは絵はうまいけど字はキタネエな」と
生涯にわたって言われて来たから人のことは言えないけど
今どき筆記体はダメだよ!

ルビーは14歳になった今も健在である





カート・ヴォネガットと同じなのは全くの偶然なのであった
それはともかく
ジェームスVS ハリー、ランキングで激闘中!
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