獸木家に来て数ヶ月後のある日、甲斐犬MIXハリー(メス)と黒猫ジェームス(オス)は
そろって避妊&去勢手術を受けたのであった
事前検査時、ハリーはレントゲン室で屠殺されそうな悲鳴をあげていたが
無造作にリュックに詰め込まれて来院したジェームスは
道中も病院でもニャアとも言わず顔色一つ変えず
採血時1分くらい血管に注射針を刺されたまま
(猫は血管が細くて採血に時間がかかるそう)
(猫は血管が細くて採血に時間がかかるそう)
美人獣医師と美人助手の顔をずーっと見つめ続け
「めずらしい猫ちゃんですね・・・
」とふたりのマスクの下の頬を赤らめさせた(推定)。
そういえば別のとき、タスク君も薄暗いリビングでひとり頬を赤らめ(推定)「そんなに見つめないで
」とつぶやいていたので
」とつぶやいていたのでナニゴトカ???と思ったら
JBに見つめられていたのであった
なぜなの?なぜ見つめるの・・?
ジョニー・デップとかヴァン・ダム様とかベニシオ・デル・トロ様とかに
コンスタントに見つめられ慣れている人間ならともかく、
こんな顔で見つめられ続けたら、誰でもうろたえるじゃろが~!
せめて理由をハッキリさせんかい~~!!
かくして手術後一週間(確か)、エサを食うにもカラーをあちこちぶつけ、
エリマキトカゲのような奇怪な姿で他の犬にどん引きされながら
特に外そうとするでもなく、辛抱強く
獣医さんの指示通りエリザベthカラーを装着し続けたハリー
前の犬、ケルピー+シェパードMIXのルビーが
オーストラリアで避妊手術したときは
「犬が勝手に抜糸したら連れて来てね」と言われただけで
エリザベthカラーは装着しなかったので、
飼い主は外してやりたくて手がムズムズしたが
本人ががんばってるのに飼い主がテキトーなのも何だなと思い
とりあえず耐えた。
でも散歩で会った犬連れのご婦人は「うちの子は避妊手術後2日でカラーを破壊しちゃったワ」
と言ってたぜ、ハリー(今後の参考までに・・・)


医者の指示はキッチリ守れよ、獸木
いや、いいから君は

とにかくその目でにらむのやめて・・





