ランチに豚肉を使わないハラル中華店に行ってみることにしました。

 

正直なところ、私は中華料理を食べるなら調味料に紹興酒やラードも使うのが美味しいと思うので、イスラム教徒ではないしあえてハラル中華を食べようとは思わないのです...。

 

しかし近所のある店が気になって気になって..てへぺろ

店の名前はカンフーラーメン。

"カンフー" というと真っ先に思い浮かぶのは香港映画だったりします。

「アチョ〜っ」ってやつ。

 

もちろん中国武術のことではありますが、本来の意味は「練習・鍛錬・訓練の蓄積」また、それに掛けた「時間や労力」を意味(wikiより)するんですって。

 

なるほど。その意味はこの店の場合、"手打ち麺"であるというところにあるようです。

 

店頭で黙々と麺を打ち続ける男性。あざやかなな手捌きです。

 

掲げられた看板には漢字に加えてアラビア文字も。

席につくと、中華系が経営する他の町中華と大きく違う点がありました。

建物やその周辺ははっきり言ってボロいし薄汚れた感が拭えないのだけど、この店は床も綺麗に磨き上げられているし、テーブル・椅子、そしてカトラリー・箸、卓上調味料も全て清潔にそしてきっちり整頓し保たれているのです。

 

中華系の店は散らかしたまんまでぐちゃぐちゃ、油ベタベタなところあったりするじゃないですかw。まぁ、そこが町中華の魅力ではあるし、そういう店が美味しかったりもするんだけどね。

 

私の独断と偏見ですがほとんどのマレー系マレーシア人はきれい好き、と常日頃から感じています。女性もお洒落で綺麗な人が多いですもんね。

 

さて、豊富にあるメニューから選んだのは

Braised Beef Noodle  RM12 (約360円)

Xinjiang Style Chicken Mixed Noodle  RM12 (約360円)

Chicken Dumpling  RM11 (約330円)

 

麺は完全にオリジナルですね。中華麺ではないw。

つるつるでコシがあり、米粉麺あるいは日本のそうめんを太く長〜くした感じです。

スープのお味は、美味しいグッのだけど中華麺・ラーメンのそれでは無い。

ほんのり漂うスパイスの香りも東南アジア感。

 

餃子はあっさり淡白で旨味もあって美味。

 

そして、気づいた壁の張り紙。

そこに書かれていたのはマレー語だったので正確ではないけれど、

”金曜日の午後12時から14時までは営業してません”

のようなことが書かれていました。

ふむふむ、確かにイスラム教では金曜の午後は集団礼拝の日ですね。

 

ムスリムのカンフーラーメン

 

正午過ぎには客席も埋まり人気店です。

でも、やはり中華系のお客さんはいませんでした。

 

 

食べるのだけでもほんとに奥が深いよマレーシア。

 

 

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