真冬のフィンランドへ一人旅。成田からのフィンエアーの直行便で約13時間のフライト。気合いを入れて乗り切らねば。
有料の座席指定をかけて後方通路側の席を確保。トイレにも行きづらいのはやだかんね。前の方はほぼ満席だが狙い通り後方は空きがちらほら。隣も空席。完璧だな。
23時過ぎに離陸。離陸から1時間ほどで機内食。ビールが1杯だけサービスで付いてくる。
離陸前に飲むと気分悪くなってしまうのでここまで酒は我慢していたので寝酒を飲んでしっかり寝ようと思っていたが、夜勤明けから2時間ほどの仮眠だけでずっと起きっぱなしだったので疲れすぎておかわりする事もなくダウン。
機内ではあまり眠れないだろうなぁと不安だったけどうつらうつら4.5時間は寝れたかな。
本を読んだり携帯にダウンロードしておいた映画見たりして時間を潰す。機内の映画も少し見たけど字幕が雑すぎて見るに耐えなかった。
着陸2時間ほど前に2度目の機内食。
朝なので軽食。でも充分。
北極上空を通過した証明書を貰った。隣はフィンランドと言えばマリメッコ(らしい)柄の紙ナプキン。
13時間のフライトをなんとか乗り切ってヘルシンキ着は0415。まだ真っ暗。
フィンランドはほぼカード決済なので現金は両替していないが念のため空港のATMでユーロを少しだけ引き出しておく。
まずは空港からヘルシンキ市内へ。ヘルシンキではHSLという交通局がほぼ全ての交通手段を扱っていて同じチケットで電車、バス、トラム、フェリーが乗り放題となる。
券売機でデイチケット1日分12€を購入。これもカード決済。これで24時間は乗り放題となる。
空港からヘルシンキ中央駅までは40分程。駅を出たら気温1℃。この辺りは都心部なのであまり寒くはないみたい。
運悪く小雨がぱらついているが、午後にはまた空港に戻り乗り継ぎしないといけないのでサクッと観光しよう。
まずはトラムに乗ってみる。デイチケットは最初に使うときだけ機械にタッチして有効化しておけば後は持っておくだけでオーケー。改札とかも無く基本性善説で動いている様。たまに見回りに来てチケット無いと罰金取られるみたい。
フェリー乗り場へ到着。1番の目当てであるスオメンリンナ要塞へと渡る。
暗闇の中、15分ほどでスオメンリンナ島へ到着。
世界遺産にもなっている場所を夜明け前の散策と行こうじゃないか。
誰もいない中探検しているとなんだか忍び込んで悪い事してる様な気分になるな。少年心がくすぐられる。
カッコ良すぎる。島自体はさほど広く無く2時間弱で回れた。夜の雰囲気が素晴らしすぎるが出来れば明るい時にもまた来たいなぁ。
来た時と同じフェリーでまた市内へ。歩き過ぎて疲れたので朝からやってるcafeを探して休憩。
日本人的にはすげー名前(笑。ごく普通のcafeだよ?ここでコーヒーとフィンランド名物のリハピイラッカを頂く。
ドーナツ生地の中に挽肉と米を炒めたものが入ってる、ミートパイみたいな感じ。とても美味しい。
ようやくうっすら明るくなり出してきた。
やっぱり北欧、トナカイだね。
ヘルシンキ大聖堂に
テンペリアウキオ教会。
流石に北欧、建物とか街並みとかいちいちかっこいい。ホント映画の中みたい。
ヘルシンキ市内の観光にはトラムがホントに便利。Googleマップで検索するとトラムの番号まで表示されるのでそれに乗るだけ。
少しだけだけど晴れ間も。
そろそろお昼なのでまた中央駅へ。
名残惜しいが空港に戻りチェックイン。空港に戻る鉄道で初めてチケットの見回りにきた。一応見回りしてるんだな。
ベジータが乗って来そうな椅子で休憩。午前中だけで2万歩歩いてるし疲れてるのに時差ボケで眠れない〜。
長い1日目はまだ終わらない。