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朝5時に起きた。

週末のサバゲーの天気予報を見たらその日、しかも豪雨。ゲームが終わる頃には晴れ。それからずっと天気が良い。


…まただ!まただよこの感じ!今年は雨で何回ゲーム中止になったと思ってんだ!ぅぅぅ。


気分転換に借りていた映画を見たんだ。

アースフォール JIU JITSU(柔術)


ニコラス・ケイジ


フランク・グリロ


そしてトニー・ジャー


この豪華な面子が宇宙人と柔術で戦うと言うもう最高にバカっぽい素敵な設定!


いざ見始めたら…

主役は知らない俳優さん。


ちょっとやな予感。

…的中!


僕は世間にはB級だとかC級だとかなんならZ級と言われるアクション映画でも結構楽しめちゃう男ですよ。でも…でもこれは!


先ずエイリアンはバトルシップに出てくる宇宙人をもっと顔を潰して鼻のお化けにしたような感じ。

何かの瞬間にヘルメットのバイザー越しに見えるけどかえって顔が見えない方が良かったよ。


で、その宇宙人はプレデターみたいに変に礼儀正しく戦う前は礼をしたりする。


けど能力はチートでただただ地球人を殺しに来てる。なんで柔術なのか。そして何故柔術なのに刀や銃を使うのか?

フランク・グリロもびっくりしてお面つけちゃうよ。


宇宙人は6年事に地球に勝手に来て勝手に戦って勝手に満足して帰って行くらしいけど主人公はその戦いから怖くて逃げたのにニコラス・ケイジが言うには「敵はお前にとても敬意を払っている」…なんで?逃げた臆病もんだよ?


そして柔術は1体1だ!とか言ってるのに大人数で宇宙人をタコ殴りにすんだよ。


せっかくトニー・ジャーや格闘技の達人が出ているのにもっさりしたカメラワークとトニー・ジャー達が達人でも宇宙人のスーツ着てるやつが早く動けないのでダンスしているみたい。

そりゃトニー・ジャーも不安になって仔犬を抱いて震えてちゃうよ。


とにかくテンポが悪いし脚本もおかしすぎる。


宣伝にプレデターがモータルコンバットに出会った!とか書いてあって…

ガンダムNTのヨナみたいに「嘘つき!嘘つき〜!」ってなりましたね。


制作費が2500万ドルなのに配収が10万ドルとニコラス・ケイジも

助けて!って緑色のスモーク焚きますよ。


何処にお金をかけたんだよ〜い。

こんな豪華なキャストでなんでこんな…


同じ設定とキャストで今度は坂口拓に監督してもらって撮り直して欲しい。


まあ僕の感想なので興味を持った方は是非。


…星4つは嘘やろ!

夏なのでホラー映画を見ました。


Netflixで2本。

どちらも個人的には惜しい!な作品でした。

1本目はこちら。

第8日の夜


韓国のホラー映画でざっくり言うと復活しようとする悪魔的なものの復活を防ぐ退魔師のお話。


その戦いに巻き込まれた人々の事件を捜査する刑事達と謎の美女の話が絡んで進んで行きますがどれもあまりしっかり絡まないし世界の存亡をかけた戦いなのに箱庭の中で進んで行って閉じるというこじんまりとした作品になってしまっています。


雰囲気は凄くいいんですが。

そして相変わらず韓国映画はライティングが素晴らしい。ヒロインの透明感のある儚げな美しさは特筆でした。


もう1本はイギリスとドイツ合作

ブラッド・レッド・スカイ


もうこのプレビューを見れば分かりますでしょう。吸血鬼になってしまった母親と息子の密閉されたシチュエーションでサバイバルするストーリーなんですが。


沈黙の艦隊や96時間のようなみんな大好き「舐めてかかっていたら相手が戦闘マシーンでした。」映画のように「舐めてかかってたら相手が吸血鬼でした。」映画かと思って期待したんですが…ちょっと真面目に作りすぎた感じで。

爽快感がないなあと。いや、しっかり練られた脚本でした。

ただ僕がもっとバカっぽいのが好きなだけで。


でも楽しめたのでオススメだったりはします。

味方は十人十色ですから。


ちょっと気になった方は是非。

ケルベロス。

普通の人はこれを思い浮かべますでしょうか。

ギリシャ神話のハーデスが支配する冥界、地獄の番犬。

英語だとサーベラス。


ただ僕のような映画、ミリタリー、押井守好きは「プロテクトギア!」って思っちゃうんですよ。


ざっくり言うと特殊部隊が装着する装甲戦闘服とでもいいますかね。


もうね!カッコイイんですよー!


初登場は攻殻機動隊の押井守監督の「ケルベロスサーガ(後からそう言われるようになったんだっけ?)「紅い眼鏡」

このプロテクトギアに惹かれて映画を見たら活躍するのはホンのオープニング5分くらいだけ。

後はメタ的な舞台ギャグが延々に続くんだけどもラストは号泣というもう僕の人生のベスト10に入っている映画。ここでプロテクトギアのファンが爆発的に増えました。


2作目「ケルベロス 地獄の番犬」 


「紅い眼鏡」の前日譚的な話で印象に残っているのは長閑な風景とずっと茹で海老を喰ってる。


宣材スチールはこれ。

前作ちょっとだったプロテクトギアが活躍する大激闘!は…ありませんでした。


しかし主人公の乾(いぬい)を演じる藤木義勝さんがとても素晴らしくて…!

映画を嫁さんに見せたら「わからん!」(紅い眼鏡も同じ感想でした。でも最後まで毎回見てくれてありがとう。)


サブタイトルが原題(ポスターにも小さく)Stray Dog(野良犬)で成程と。


映画の3作目はアニメで「人狼 JIN-ROH」

押井守は原作、脚本。

これも大好き。

主人公の伏(ふせ)の声はケルベロスの藤木さん。)


その人狼を実写化したのが韓国映画の「人狼」


僕の大好きなシュワちゃん主演のハリウッド作品「ラストスタンド」を撮ったキム・ジウンが監督(イ・ビョンホンとチェ・ミンスク主演の「悪魔を見た」も撮ってます。イ・ビョンホンファンのマダム達に劇場でトラウマを負わせたバイオレンス映画!)が撮ったアニメ版をリスペクトした作りで(エンディングにはガブリエラ・ロビンこと菅野よう子(ハリウッド版 カウボーイビバップのサントラも楽しみ)のアニメエンディング曲が流れるほど)これも良い映画なのですが過去作の中で一番プロテクトギアの見せ場が多いです。


さて前置きが長くなりましたが今回の「ケルベロス」は

もうモロにケルベロスサーガファンを引っばってこようする奴じゃん!

紅いゴーグルとマスクと黒い格好だからじゃ〜ん!

紅い眼鏡と人狼を掛け合わせたサブタイじゃ〜ん!

アマプラさんもとんでもないものをオススメして来ますな!こういうのは大抵は悪い意味でのB級かC級でしょ!とサバゲー仲間に「こんなん来たよー!」ってLINEして騙されないぞ!って笑ってたらある人が「でも評価高いですよ。そして今日中にサブスクから削除されてしまうみたい!」


なぬ?評価が高い?(星の数見てなかった男)

サブスク今日まで?(映画のサブスクに4つ入っているので追加課金は嫌なタイプ)仕事を終わらせて慌てて見たら…


面白かった!

ごめん…本当にごめんなさい!

だってこんなタイトルにするから!!


映画で主人公のガブリエラがメディアでそう呼ばれてる「啓発者」とか「The Awakener」じゃダメだったの?


ブラジルの汚職と戦うヴィジランテ的な主人公。

2018年作品でこの汚職と腐敗の描かれ方を見ると問題の大きさが理解できる。


ただ主人公が「啓発者」になった原因が解決してないのはモヤモヤするが続編があるって事?


コミックが原作だと教えてもらった。


僕は映画館お金を払って見に行っても満足する内容だった。


紅いゴーグルのマスクをつけて黒装束で摩天楼を見下ろすカットがいくつか出てくるんだけど痺れた!


ヒロインと相棒の刑事も魅力だった。


もし興味が湧きましたら…是非。