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コーヒーとランとフットボールと旅

タイトルが趣味です。でも内容はそれ以外も諸々。あくまでも個人の日記ですから。

自分が両親の子供だと実感することの一つに酒がある。

 

我が家は基本的にみんな下戸だ。母方は家系は結構飲むのだがほとんど飲まず、父方の方も全くといっていいほど酒は飲まない。祖父に至っては一滴も飲めなかったらしい。そんな我が家は正月でさえ食卓に酒が上ることはなかった。姉が酒飲みと結婚したので、それでようやく家でも酒が出るようになったくらいだ。

 

そんな家に育った自分が突然変異で酒飲みになるわけもなく、許容量もビールならジョッキ半分、日本酒はおちょこ2杯程度だ。

 

そんな私がなぜか突然自宅に日本酒を買ってきた。なぜかと言うと、ここ最近参加している飲み会や、自宅で正月に出た日本酒が非常に口当たりが良く、おせちの食材ともとてもマッチしていることに今更ながら気付いたからだ。ビールは今も昔も嫌いなのだが、日本酒だけはモノによっては自分も結構楽しめるのではないか、そう思い立ち酒屋で適当な酒を見繕って買ってきたのだった。

 

つまみも見よう見まねで蒲鉾や明太子。自宅で早速チビチビやり始めた。

 

最初は良かった。抜群に旨味を感じているわけではないけど、まあいける。つまみとの相性もバッチリ。などとおちょこで三杯ほど飲んで、今日はこれくらいにしておこうと横になって数十分後、心臓がバクバク言ってきて、全身が真っ赤に。息も苦しくなってきた。やはり普段飲まない自分には日本酒はキツすぎたのだ。すぐに睡魔が襲ってきて眠りに落ちたが、目が覚めたのは午前3時すぎ。今度はそこで目がバッチリさえて眠れなくなる。よっぽど深い眠りに落ちていたのだろう。

 

結論。やはり自分には酒は合わない。心臓バクバク、息苦しい状況になるということは完全に体が拒否しているのだろう。もう飲むのはやめた。いや、これでようやく酒を避ける決心がついたと言っていいだろう。

 

昔は下戸に対する理解が低かったため無理矢理飲ます下衆どもが後を絶たなかったが、現代ではアルハラという便利な言葉も浸透した。私は堂々と自分を主張することにする。大体、酒を飲めない人間を「酒に弱い」などと表現することが気にくわない。コーヒー飲めないやつを「コーヒーに弱い」とは言わないだろう。なんで酒だけ強弱で表現されるのか。だから自分は飲めないのではなく能動的に「飲まない」。

 

そして、この酒を飲まないという自分に対して何らかの付加価値をつけられないかとも考えている。視野のせまい酒飲みの中には、下戸の人間に対して「酒が飲めないなんてかわいそう」などと余計なことをいうやつがいるが、こっちから言わせれば大酒飲みの方がアル中や肝硬変のリスクを抱えたかわいそうな人たちだ。まあ、人によっては相当な決意を持って断酒を宣言するのもいるくらいで、そういう意味では酒を飲まないということは健康面でも金銭面でもかなり得をしていると考えている。事実、私は年間を通してほとんど風邪を引くことがなく、健康保険証を使用することは稀な完全なる健康体だ。

 

今まで酒に対してむしろ保守的な感覚で捉えていた自分だが、これからはダイバーシティ推進の一環として、自分の中にある他とは違う多様性を全面に押し出していこうと思う。