そもそも「エリザベート」を観たのは、2016年の東宝版が初めましてで。
城田トート&井上トート、花總シシィ&蘭乃シシィでの公演、最初に観た井上トートに嵌ってからがミュージカル三昧な日常のスタート、なので、観劇歴は短いです。
東宝版はタイトルロールであるエリザベートが主役であるのに対し、宝塚版では、トートが主役だという認識だったんですが。
今回の月組は、愛希さんのためのエリザベートだなぁ、と。
配役が発表されたとき、正直に言うと、愛希さん以外の主要キャスト(特にトート、フランツ、ルキーニ)は、番手からすると順当なんですけど、合っているかと言われたら、ちょっと違うような(といっても、月組の観劇は、グランドホテルから、それ以前は映像という歴の浅さなので、個人的な印象として)
でも、いざ幕が上がったらきっと良い意味で期待が裏切られるんだろうな、と。
昨日は書かなかったそれぞれの役のビジュアルとか追加の感想。
珠城さんのトート、ファンの方には大変、大変申し訳ないんですが、制作発表での珠城さんのトートを見たとき、最初に思ったのが、長髪が似合わない(肩くらいまでの茶系の長髪はアリだと思うんですけど、トートの細かいウェーブの入ったメッシュな長髪は、んんん?と)
が、本番で見ると、あくまでも、短髪の方が似合うだろうなーという個人的な思いはありますが、衣装、メイク、髪型合わせて、うん、さすがだなぁと。
ちょっと肌の色が白すぎるような気もしますが、黄泉の帝王ですしね。
ただ、昨日も書きましたが珠城さんの持つ色気が健全なので、自分の中の黄泉の帝王の不健全な色気とは方向性が違ってて、自分の中での落とし込みがまだしっくり来ていないという。
しかし、歴代トートそれぞれ雰囲気が異なるのにそれぞれにしっくり合わせたメイク、衣装、髪型で凄いなぁと思ってしまいました。
美弥さんのフランツは、色気が抑え気味だけど、若くてハンサムな皇帝の時代から、老年に至るまで、作りこんでこられたので、演技と相まってオペラグラスでひたすら追いかけまくってしまいました。
東宝版も前回の宙組のエリザベートもここまでフランツをオペラグラスで追いかけなかったので、今回は色々新発見できた気がします。
演技の声も若いころから老年にかけて少し高さを変えられていたように思ったのですが、実際どうだったのか。
とにかく、軍服が似合ってて眼福でした。
惜しむらくは、トート、ルドルフともしっかりした体格(がっしり、ではなく、美弥さんと対比した場合)なので、並ぶと若干ほっそりと見えてしまう部分。ですが、皇帝らしい怜悧な雰囲気でカバーされていたのではないかと。
歌声は抑え気味というか、低めのキーが歌いにくそうな感じもしたのですが、他のキャストの方もまだ歌が不安定な部分があったので、公演が進んでいけばどんどん変わっていくのではないかと期待。
美弥さん好きとしては、シシィの寝室を訪ねるシーンで美弥フランツのあの声で「君が恋しい」と言われても堪えられるシシィはほんとに凄いなーと。
宙組エリザの時は朝夏トートを追いかけまくっていたので、そんな風に感じなかったんですが、今回美弥フランツ追いかけてて、思ったよりフランツの出番少ないよーと。
いや、真風さんも好きなんですけども。
今回の月組エリザの場合は、美弥さんへの愛が突出しているせいで、前回の宙組エリザとは観劇スタイルが大分変ってます。
でも、実は歴代トートで一番好きなのは水さんのトート閣下(指先遣いが大変好みでした)。
感想をまだ書いていなかったのは、憧花ゾフィー。
皇太后は、東宝版では皇家のために至らない皇后を何とかしなくては、という意識が強くて、宝塚版では皇家のために、というのもありつつ、愛する息子の嫁が気に入らないという姑らしい面が東宝版よりも強いイメージがあるのですが、そのイメージ通りな感じでした。
人間味が感じられるというか。
あと、少年ルドルフの歌声が、凄く可愛かったです。
てっきり娘役さんかと思ったら違っててちょっと驚きました。
シシィとルドルフとルキーニについても書いていないですが、とりあえず結構書いた気がするのでこの辺りで今日はやめておきます。