奈良国立博物館にて6月9日まで開催中の空海展に行ってきました。


高野山や東寺を初めとして真言宗のお寺が好きな私には見たことがある曼荼羅や仏像もあったのですが、まとめて展示されているというのも魅力的だなと感じて行ってきました。



唯一展示物の中で写真撮影OK、SNSアップOKの文殊菩薩さま。知恵の仏様

基本的に展示されている仏像は魂抜きをされているので、エネルギーを感じることはない。
それでも仏像を見ると手を合わせてしまいました。

圧巻だったのは、普段高野山にある血曼荼羅が胎蔵界、金剛界ともに展示されていて、その手前には室生寺にある仏具が正式な形で置かれていたこと。

さすが奈良国立博物館。
もちろんどちらも参拝したことのあるお寺(場所)ですが、こういう形じゃないと一遍に置くって出来ないもんね。

それで、胎蔵界の方だけだったんですが、上の方から爽やかなエネルギーが降りてきてる感じが私にはしました。

展示はいくつかの部屋で仕切られていて、仏教の経典が展示されている部屋に入った途端、眉間にエネルギーが来る。

見てみると「大日経」のお経が書かれた巻物がありました。

ここからは想像ですが、巻物にお経を書き写すことが出来るなんて当時はごく限られた僧侶にしか出来なかったでしょうし、巻物に書き写す前に精進潔斎してから仏様を感じ、これからこの巻物の存在で新たに救われるだろう多くの人々のために一字一字丁寧に書かれたんだろうなと。

経典そのものに目に見えない力があるから、何百年を経過しても受け継がれていくことが出来たのかな、と思いました。

全ての経典(巻物)でエネルギーを感じた訳では無いですが、強くエネルギーを感じたものがありました。説明文を読んだらまさかの「空海直筆」

やはり空海さんは凄かったびっくり
 
エネルギーを感じたのは直筆の経典のみで、手紙や報告書?みたいな文章には感じなかった。

この記事を書くにあたり、確認していたら
今回の目玉である高尾曼荼羅を見ていないことに気づいた笑い泣き

展示室がいくつも別れていたので気づかずスルーしてたっぽい汗

それで鑑賞ワークシートが埋まらなかったんだな。

見落としていることにも気づかないくらい空海さんファンなら見応え充分な空海展でした爆笑