やっと観ました『崖の上のポニョ』 | イラストレーター村田峻治の日常

やっと観ました『崖の上のポニョ』

『ポニョ』観たぞー☆

アニメーター村田峻治の日常-ポニョ

自称世界の巨匠惜しい守は「話も何にもねえジジイの妄想じゃねえか」って言ってたけど

それは良いんじゃネエの?僻んでんじゃねえよオッサンなんですけど

気になったんは宮崎さんはあれだな、黒沢明さんになりてえんじゃねえの?

背景とか『夢』のボードそっくりじゃん。

『もののけ』もそうだったけど、どうも黒沢さんと箱根の別荘で対談してからああなりたいって願望が出てる気がすんぞ。

あのTV対談はなあ。

手塚治虫さんすらボロクソに言ってたのに黒沢さんの前に来たらすっかり萎縮しちゃって

只のファンになってて幻滅した覚えがあるなあ。

後、『ポニョ』はちょっと『HANABI』や『菊次郎の夏』の頃の北野映画っぽい臭いもしてしまった。

特にオープニングまでのくだりとか子供っぽい絵の感じがね。

話がねえのは子供還りっていうか、むしろあれで良いんじゃねえかとは思ったが

あ、でもそういう所も晩年の黒沢さんみたいな感もあるな。

てな訳で黒沢明と北野武の影がちらついてしまったなあ。。。

まあ、黒沢明さんと対談した頃は「宮崎駿も少しヤキが回ってるんじゃねえのか!?」って個人的に思った『紅の豚』の頃だったよなあ。

今は嫌いじゃあネエけど『紅の豚』は最初の5分で観るのやめた。

それから10年くらいは『もう良いわい!!』って感じで宮崎作品観ない事にしたんだよねー。

『千と千尋』を観て、おお、オッサン蘇ってるじゃん☆と思って『もののけ』とか買って観たくらい(笑)

まあ、でも渋谷陽一のインタビュー本に『あの頃はユーゴの分裂と内戦で自分の価値観がぐちゃぐちゃだった。』みたいな事言ってたから自分の印象は間違いじゃなかったらしい。

『紅の豚』の何が嫌いって、最初に空賊が子供をさらう時に妙に良い人ぶってる感があって

『宮崎駿!!アンタはいつからそんな軟弱なオッサンになったんだ!』と頭に来た訳で。

『ラピュタ』とかの頃は空賊も空賊らしく怖い人種ってプライドを持たせてたのに、ただのママゴトみたいに描きやがって。

そういう生温い感が凄く嫌だったのね『紅の豚』

作ってる本人が生温くなってたんだから納得なんですけど。

うーん、あれだな個人的には『ポニョ』が最後で良い気がする。

映画人生的にはその方が綺麗に終わると思うんだけど、もう一本作るみてえだから

『老骨に鞭打って作ってくんさい!』って事でお終い!