得意のダート中長距離を狙って今回も東上したグリューヴルム。外国人騎手が続いていましたが今回は２勝目を挙げたときの鞍上戸崎騎手に。馬体重は前走と変わらない496kgで、パドック解説では外々を勢いよく回って状態の良さを窺わせるとのコメントでした。

＜グリューヴルム＞

２／１７　東京１０Ｒ　金蹄Ｓ　５枠６番　戸崎騎手　３番人気　２着

24/2/17 　大久保厩舎

１７日の東京競馬では道中中団でリズムを整える。直線は外から脚を使うが、勝ち馬もしぶとく差を詰め切れず２着。「前回乗ったのは中山でしたが、過去の東京の走りからもこの条件は合うだろうとイメージを膨らませていました。道中は人気馬を前に見つつリズムを整え、直線はその馬を目標に脚を使ってくれましたが、この馬が伸びた分、勝ち馬も伸びて１馬身ちょっと詰め切れなかったです。勝てずに申し訳ございません」（戸崎騎手）道中は勝ち馬をマークするように進め、直線は追い出してからしぶとく脚を使ってくれましたが、先に抜けた勝ち馬も強く、先着を許してしまいました。悔しい結果になりましたが、このクラスでも上位の力を示してくれているので、次走こそは一番いい結果を期待したいものです。今後はレース後の状態を見ながら判断していきます。

スタートは普通に出ましたが、その後の加速はイマイチで珍しく前半は中団やや後方の位置取りで進めます。直前に勝ち馬がいて結果マークするようになり直線へ。馬場の真ん中をよく伸びて前に迫りましたがあと一歩届かず2着でした。クラス上がって3戦そろそろ勝利を掴んでほしかったところですが、堅実に掲示板を確保してくれていますし孝行息子と言っていいかもしれません。次走こそと思っていますが出来れば現地観戦できる関西エリアで走ってほしいですね。阪神では結果出ていませんが、3/10に2000mのレースが組まれているのでそこに出てほしいものです。