先週末の出資馬の出走は1頭だけ。日曜東京１０Ｒ白嶺Ｓのオールフラッグでした。３勝クラスに上がってからは苦戦続きでここ２戦は２桁着順。距離も初めての1600mということで人気も全くありませんでした。パドック解説でも「仕上がっていると言えば仕上がっているがもう少し力強さが欲しい」というコメントでどこまでやれるのかという感じでした。

＜オールフラッグ＞

２／４　東京１０Ｒ　白嶺Ｓ　８枠１５番　岩田康騎手　１５番人気　９着

24/2/4 　奥村武厩舎

４日の東京競馬ではゲートを出たなりに後方を追走する。直線は最後までジリジリ脚を使っているが９着。「最近の競馬の内容から追走が楽になるよう、距離を延長して臨みました。直線では最後まで脚を使ってはいるものの、ちょっとジリジリでしたね…。レース後のジョッキーは『近走の状況を事前に確認してイメージを膨らませて競馬に臨みました。直線は最後まで伸びてくれましたが、これまで１２００～１４００ｍの競馬を使って来ての今日は１６００ｍと、距離延長だった分もあってか前半に力んでしまいました。そこがもう少しでもスムーズならもっと脚を使えたはずです。申し訳ございません』とのことでした。ジョッキーが言うように、初めての条件の分もあったかなと思いますが、いい結果とならず申し訳なく思っております」（奥村武師）前半に力みがあった分、直線ではジリジリとした脚になってしまいましたが、それでも最後まで伸びようをする格好は見られました。近走の内容、結果を踏まえると悩ましい限りですが、何とか浮上のキッカケを掴めるよう、視野を広げて探っていきたいものです。今後はレース後の状態を見てから判断していきます。

最終的には単勝250倍程度でしたから1桁着順に来ただけでも健闘したと言っていいのかもしれません。勝ち馬との着差はここ2戦よりも拡がっていましたがレース振りはマシだったような気がします。1300~1400mとなるとレースも限られてしまいますし少しづつでも距離の融通性を広げていってほしいですね。血統的にはもう少し距離が延びても対応できるはずなので、せめて1800mまで走れるようになれば選択肢が増えるのですがね。もし続戦させるなら今までの傾向からすると3/9中京の中京スポーツ杯が本線になると思いますが、個人的には中山の1800mを試してみるのもいいのではと思っています。

次走の方針は