障害は不向き?
平地で頭打ちになったため障害への転向となったキャロットのオールフラッグ。今日ハードルの初戦を迎えました。<オールフラッグ>4/27 新潟1R 障害未勝利 3枠3番 伴騎手 7番人気 13着27日の新潟競馬ではスタートを決め、前めのポジションでレースを進めるが、スタンド前の障害を飛越して以降は徐々に後退していく。勝負どころから促していくが、直線で前に迫る勢いはなく13着。「放牧から帰ってきてからは自信を持って障害を飛越できていたので、楽しみを持ってレースへ臨みました。実際にスタートを決め、1つめの障害も良いスピードで通過してくれました。少し噛むところがあったので、抑えながら進めていき、スタンド前の障害では馬の後ろで跳ばしたのですが、そこがポイントでした。馬が怖かったのか、グッとブレーキを踏むような形になってしまいました。それ以降は怖い分、より慎重に飛越するようになってしまい、モロに初障害の影響が出た格好です。走り自体は悪くありませんが、もう少し慣れは必要かもしれませんね。障害初戦を良い結果で終わらせることができず、申し訳ありませんでした」(伴騎手)序盤はマズマズの形で進めることができていたものの、スタンド前の障害で馬が怖さを感じてしまったのか、それ以降は慎重な飛越となったことでペースに乗せていくことができませんでした。障害初戦は悔しい結果になってしまいましたが、平地の脚は持っている馬ですから、経験を重ねての次回で巻き返しを見せてくれることに期待したいと思います。今後については厩舎へ戻っての状態をチェックしてから検討していくつもりです。スタートしてしばらくは好位に付けていたのですが、徐々に下がってしまって後方でレースを終えています。飛越もあまりうまいとは言えないので正直言って前途は多難と思いますね。キャロットでは最近障害転向して好走している馬も多いのですが、この馬がこの先対応していけるのかは個人的には少し疑問です。それよりかは地方競馬に転厩した方が活躍できそうな気がするのですが、出資者にはそれを決める権利などありませんから、クラブ側が何とかこの馬の将来がより良い方向になるように進めてくれるのを祈るだけですね。