イギリス人義母80代
アルツハイマー型認知症を発症。
パートナーに先立たれ一人暮らし。
手探りで義母の介護というより
生活補助をしています。
ある日、息子を連れて美容院に行くと、その美容師さんが「義母さんから話聞いてる?」といってきました。
「何の話?」と聞くと、
私たちが2泊3日のスコットランド旅行中、義母の美容院の予約があったのですが、
その日、義母がパニックになった様子で美容院に来たそうです。
聞くと、家の鍵がみつからなかったから、家の鍵を閉めずに出てきたとのこと。
その時、美容師さんは他のお客さんを接客中だったとのことで、
とりあえず、「落ち着いて、ここに座って待ってて」と美容院のソファで待たせてあげたとのこと。
義母の番になり、少し落ち着いた義母の髪の毛を切りながら改めて話を聞くと、
『出掛ける時に家の鍵が見つからなかったから家から出られなかった。』
(義母の家は内側からも鍵で施錠するため、鍵がないと外に出ることはできません)
『裏口の鍵が見つかったから、家からは出れた。』
『家の前にあるゲート(門)を開ける鍵もないので、ゲートの脇にある木が生い茂ったところを通り抜けてきた』
『〇〇(私の夫)たちは今、旅行中だから、連絡をしたくない』
話を聞いた美容師さんは、仕事終わりに義母を家まで送ってくれ、鍵を一緒に探してくれたそう。
彼女は「家じゅう30分くらい探したわー。いやー、物があふれてるね。で、どこで見つかったと思う?ソファーの上。その上にブランケットが置いてあったから見えなかったんだよねー」と。
もう、申し訳なくて、申し訳なくて、何度ありがとうと言ったことか。
彼女は「気にしないでー、認知症なのはわかってるから」と笑って言ってくれましたが。
また私たちに知らせてくれたなかったのが、本当にありがたかったです。
もし連絡をもらったら、旅程を早めて帰ってきたと思います。
私たちが旅行中だったことを奇跡的に覚えていた義母、そして知らせないという気遣いをしてくれた義母に感謝。
その反面、この話はかなりショックでした。
私たちが知らないだけで、こういう事が日々起こっているのかも・・。
家族以外の第三者から義母の事を聞くことはあまりなかったので、美容師さんの話から改めて義母の認知症の事を客観視できたような気がします。
Pick!
去年の一時帰国の際、常温保存ができるうなぎを初めて持って帰ったんです。
でも、箱なしでスーツケースに入れてしまったため、食べようと思ったら原型をとどめておらず・・・
ぐちゃぐちゃになってしまったうなぎは、正直あまりおいしくありませんでした。
次回の一時帰国の時に箱のまま持って帰るか、それとも、うなぎ自体を諦めるか考え中です