【病院に行ったきっかけ】
生理が終わっても半月ほど腰痛が続いたんです。
もともと生理痛で腰痛があったので「またか…」的なノリだったのですが湿布を貼っても治らず。
ご飯を食べてすぐ運動した時のようなわき腹が痛くなったりもして、接骨院と婦人科で迷いましたが、お腹の張りが気になり婦人科に行ったのが正解でした。
腰痛の原因は、腫瘍が大きくて圧迫していたからでした。
【病名】
左の卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ) 6~7cm 17g
私の腫瘍は皮様嚢腫(成熟嚢胞性奇形腫)というもので、基本的には良性の腫瘍ですが、まれに悪性化することもあるので注意が必要とのこと。
※皮様嚢腫(成熟嚢胞性奇形腫) ひようのうしゅ(せいじゅくのうほうせいきけいしゅ)
MRI検査で良性と分かり、腫瘍の中身は髪の毛と脂肪と液体でした。
私がお母さんのお腹の中にいたときに、お母さんの皮膚の一部が私の体に中に入り、原因は分からないけれど時間をかけて成長してしまったとわかりやすく説明していただきました。
原因は分からないってところが腑に落ちないけど、妊娠しなくても体の一部が作られるって驚愕。
その反面、神秘的でカラダって凄いなと思った。
だいたい5cm以上が手術を勧められます。
ネットで調べても手術の基準は5cmってほぼほぼ出てきます。
手術はすぐにしないといけないものではないがけど、このままでいても小さくはならないし、私の場合、この大きさでも今は綺麗に腫瘍がはまっているからいいものの、何かのはずみで卵巣がねじれたら(卵巣茎捻転らんそうけいねんてん)、激痛と即手術のため安静に生活しないといけないとのこと。
『ダンスはだめですか?』と聞いたところ、食い気味でNOと言われたので 当たり前w 100%納得できなかったけど、踊れないことが嫌だ!と手術することに。
先生に『お腹開くのは嫌だよね?』と聞かれ、お腹は開くものだとばかり思っていた私。
でもお腹は開きたくない!!!
この大きさでも腹腔鏡手術してくれる病院を最初に行った病院で探していただきました。
今回手術でお世話になった病院は、子宮内腫瘍は開腹手術、卵巣腫瘍は腹腔鏡手術で行うという病院で(SARI調べ🔍)、お母さんと調べ倒した結果、実績があり評判もよい病院で安心しました。
【手術方法】
一孔式腹腔鏡手術(いっこうしきふくくうきょうしゅじゅつ)
だいたい1cmくらいの穴を数か所あけることが多いけど、私の場合は腫瘍が大きくて詰まるといけないので、3cmの穴を1か所開けますとのことでした。
開腹の小さい版じゃん!とか考えちゃって内心ビクビクで、先生の説明も上の空。
※ここ一番大事
【入院期間が確定したら絶対やった方がいいこと】
限度額適用認定証を申請した方が絶対いいです!
支払う医療費かなり抑えられます。
限度額適用認定申請書
https://www.tjk.gr.jp/insurance/case/kenpo-15_01
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g2/cat230/r121
※「限度額適用認定申請書」で検索してみてね💻
社会保険に入っている人は、会社(事業所)を経由して申請する場合もあるので会社で聞いてみてください。
国民健康保険だったら区役所で聞けば大丈夫だと思う。
出した日を含めて5日で手元に届きましたが、だいたい1週間ほどで郵送されてきます。
↓こんなやつが送られてきます。
ちなみに今回の費用は、20万ちょいくらいでした。
これが限度額適用認定証のおかげで8万弱ほどで済みました。
※部屋代とか食事代とかで多少の金額は変わると思います。
初めにまとまった金額を預けて、退院日に清算する病院もあるようです。
あとは個人的に入っている保険がある場合は、入院・手術保険金の申請方法を調べて、必要書類は早めに揃えておくと安心ですかね。
私、ホントに何にも分かってなくてw
入院・手術証明書は自分で記入するものだと思っていたし…
保険の番号何だったっけって焦ったし…
いつもギリギリに準備して、前日にあれない!これない!ってテンパるやつ私です。
今回は郵送とかあったから、早めに揃えた私マジ頑張ったwww
ちょっと賢くなった!気がしてるだけ。
イメージ的に手術って高額なイメージで、お金ないから今じゃなくてもいいかなって考えたりもしてたから、友達に教えてもらったりして初めて知った制度、本当に助かりました。
病院でもらった領収書も捨てずに持ってます✌
来年の確定申告で、医療費控除もマスターしたい☆
【入院】
▼1日目(手術前日)
・看護師さんから手術の説明
・おへその掃除
・剃毛(私は家でやってきてと言われたので剃り具合のチェックでした。)
・採血
・夕食後に浣腸
・21時以降の禁飲食
どこかに泊まりに来たと錯覚するぐらい楽しく??過ごしてました。
美味しい病院食、病棟内の散歩、テレビ観たり、シャワー浴びて優雅にスキンケア…
▼2日目(手術当日)
-手術前-
・点滴
・麻酔の説明
・シャワー浴後、手術着に着替えて弾性ストッキングを着用
・術後の痛みをとるための硬膜外麻酔
過去に髄液を採った経験があって物凄く痛かった記憶があります。
だから硬膜外麻酔が怖かった。
麻酔の先生がとってもサバサバしていて、『麻酔はちゃんとかかるか』『手術中に目が覚めたりしないか』など、くだらない私の質問にもしっかり答えてくださり、落ち着くことができました。
『大丈夫!お相撲さんでも麻酔はかかります!あ、ロシア人は麻酔がかかりにくいかな?でも先生は麻酔かけちゃいます。しっかり麻酔がかかったことを確認してから手術しますので安心してください!ちゃんと叫んで起こしますよ。目が覚めるから大丈夫!』
そして髄液をとった時の激痛がトラウマで…とお話しした際、
『昔とは違って、今は赤ちゃんみたいな細い針になってるからそんなに痛くないよ!点滴以上痛いことはこの先ないので安心してください!』
私はこの言葉でコロッと恐怖心が消えたのでしたw
というのも、早朝に看護師さんが『点滴です。』と何回も、何回も、何回も3本の指で血管を探られている時といったら…心拍数急上昇↗心臓バクバク💔生きた心地がしなかった。
そしてついにブスッ!
とんでもなく、恐ろしく、痛かった!!!!
看護師さんが『こうやってスマホも使えるんですよ^^』と手をとって肘から下を動かしてくれたけど、内心マジ無理マジ無理マジ無理って思ってた。
採血でも涙出るのに、あんな太くて長い針が、あんな皮膚がうっすいところに入ってるなんて想像するだけで気持ち悪くなってくる。
早朝6時、他の人の迷惑にならないよう、声を押し殺し本気で泣きましたwww
何でこんなことに…ってwww
手術室へは先生に腕を引かれ、自分の足で歩いていきます。
手術説明の時に聞かれた、『好きな音楽があったら流しますので持ってきてください。』
音楽流せるんだ!って驚いた。でも聴いていられるのは5,4分とのこと。(麻酔かかっちゃうからね。)
私のリクエストは、「先生が頑張れる曲」でお願いしました。(←お母さんに怒られたw)
基本はクラシックを流しているとのことで、クラッシックでお願いしましたw
もちろん当日は、優雅なクラシックが流れていました♪
台に横になったり、体中にいろんなものを貼ったり、怖すぎて怖すぎて、怖いの通り越して頭の中がスッカラカンで、もう言われるがままに着々と準備でした。
でもそんな中、執刀医の先生は『大丈夫ですよ』と何回も声をかけてくださり、硬膜外麻酔の時も『痛い?大丈夫?』と何回も気にしてくださり、頑張れました。
手を握り、肩を抱いててくれた先生。これが真の手当かーーーーと思ったw
ずっと涙を拭いててくれた先生。
マスクあてられた数秒後には、『SARIさーーーーーーーん!』って呼ばれていて、生還からの第一声は、消え入りそうな“ありがとうございました…”でしたwww
-手術後-
・2、3時間酸素吸入
・血栓予防のマッサージ器着用(両足に着用してずーっと頑張ってくれました👣)
・心電図、酸素量を図るクリップを指先に装着
・膀胱留置カテーテル
・ベットで安静
指のクリップが痛すぎて、何回か目が覚めましたが、とにかくひたすら寝ていました。
動く気もなく、動けるわけもなく、しゃべれるけどしゃべる気は全くなかったです✋
両親と少し会話したかな。
硬膜外麻酔の影響で、下半身が動かしづらいです。
基本頭の中フワフワ。
▼3日目(術後1日目)
・血栓予防のマッサージ器着用
・痛み止め内服開始
・採血
・全身清拭
・常食開始
・膀胱留置カテーテル 抜去
・歩行開始(トイレ行ってくださーいって無理にでも歩かされます…トイレの回数聞かれますし…)
なんといっても術後がつらい!!!
体中が痛い!!!
肩がものすごく痛い!!!←湯たんぽで温めると治まる。
わき腹、胴体全部痛い!!!
起き上がるなんて…そんな恐ろしいこと、できるわけがない。
こういう時に気付く、日常の色んな動作にちゃんと筋肉が使われているんだなって。
下っ腹ってめっちゃ使ってるなー!!!
何をするにも体の節々がピリッ、ズキッ、あぁぁぁぁぁぁぁぁ…てな具合に痛過ぎて、食事をする気も失せるし、トイレに行きたくないから水分だって飲まなくなったし、1日中睡眠に徹していました。
尿管のカテーテルが取れて初めてのトイレが、この世の終わりってくらいきつかったです。
締め付けられる鈍い重い痛み。下っ腹…
トイレの手すりマジ大事です!
パラマウントベッド最高!ヨーグルトって救世主!
ここ結構地獄でした。頑張ってほしい!!!
ガスが体中にグルグルしてる感じも非常につらかったです。
痛かったら我慢せず呼んでくださいって、術後に看護師さんがナースコールを握らせてくれたけど、押すのに悩んでた私。
決して離さず、握っていたナースコール。
少しでも痛かったり、つらかったら、迷わず押しまくってくださいね!
▼4日目(術後2日目)
・退院指導
・朝から抗生物質内服開始
・どんどん動いてOK
・シャワー浴開始(傷口には防水の透明な絆創膏が貼ってあるので大丈夫。傷口は怖くて直視できなかったな…)
立ち上がることで精いっぱい💧
傷口に響くため直立できず💧
前かがみで、数㎝ずつしか歩けなかったです。
皆さんのブログでよく見かけた、ヨチヨチ歩き。おばあちゃん。
まさにこれでした💧
まだ治らない肩の痛み。←まだ湯たんぽが手放せず
何かが詰まってるような??ピキーって痛みます…
うまい表現ができなくてすみません…
お腹に重たいガスが溜まってるような感覚。
動くとガスもグリグリ移動してる感じが気持ち悪く鈍い痛みでした。
▼5日目(術後3日目) 退院日
・傷口のテープ除去
・創部の観察
・創部扱い説明
あんなにつらかった壮絶な痛みも、少しずつ、本当に少しずつではありますが、昨日より今日、今日より明日って和らいでいきます。
相変わらず狭い歩幅。
速度は遅いですが、自分で歩けるようにはなります。
階段はお腹に響くのでつらいです。
大きな声もお腹に響くのでつらいです。
家のベッドが沈むとつらいです。
横になったら起き上がるのに相当苦労します。
体の角度と腕で、いかにお腹に負担をかけないで起き上がる術を身につけます。
【退院後の療養上の留意点】
・異常がなければ入浴は退院当日から可能
・規則正しい生活をおくる
・スポーツは自分の体調をみながら少しずつ始める
・食生活はバランスを考え、消化がよく、良質のたんぱく質、ビタミンなどの豊富な食品をとる
ここまで読んでいただきありがとうございました。
本当に参考になったのかどうかはわかりませんが、痛みが苦手とか、手術がチョー不安とか、どんなことをするのか少しでも把握できたら気持ちの面で何か違うかなと思い書きました。
あとは記録かな。
長くなりましたが私がお伝えしたいことは、
- 手術は体力大事!入院前は好きなものを好きなだけ食べましょ。後で体重減るから大丈夫。
- 保険等利用できるものは利用する!
- 手術自体は怖くない!
- 怖いのは術後!
- つらいのは術後!
- とにかく痛いwww
- 咳とくしゃみは絶対しちゃダメ!悶えます…気を付けて!!!
- トイレはこまめに!一気にするとお腹キューゥって痛いです。
- パンツはおへそまで隠れる昔ながらのデカパン!傷の位置にもよるけどね。綿は快適♥
こんなブログじゃ伝わりづらいけど、私マジ頑張ったwww
全然大丈夫じゃなかったけどwww必死で耐えたwww
でもなんかイケた!
「大丈夫」言われ過ぎても不安になるし、私の母のように『やりな!やりな!』って前向き過ぎても、なんでわかってくれないのー💦って言いたくなるし、何かと面倒な私です😓
あまり1人で挑もうとしないでくださいね。
1人の帰り道とか、かなりの確率でズーーーンてなりますw
今はSNSもあります💻📱
突然、「卵巣腫瘍」、「手術」と診断された方の不安な気持ちが少しでも和らぎますように。
散々書いたけど、大丈夫でしたよ!
まだまだ本調子ではないですが、入院中にお母さんが言ってた“痛みと付き合っていくしかない”を今は胸にwww早く元気になれるよう頑張ります!



