妻と一緒に主治医の元へ行き、最終的に入院ということになりました。
このとき少しだけほっとした記憶があります。
そして入院当日、恥ずかしながら妻と母に付き添ってもらい、主治医のいる病院ではなく、別の大きい精神病院に行きました。
この病院では携帯電話の充電は、コードがないものでないと持ち込み禁止で、当時スマホだった僕は隠れながらコード付きの充電器を使っていました。
他にも様々なルールがあり、入院が3日もしないうちに苦痛となりました。
僕の勝手な想像では、入院中はゆっくりゴロゴロさせてくれるものとばかり思っていましたが、朝の6時30分に起床、夜は21時に就寝。
昼寝をしてても看護士さんに
『夜に寝れないから起きなさい』
ほとんど自由がありませんでした。
そんな中での楽しみは妻がお見舞いにきてくれるのと、娘の動画を見ることだけでした。
こんな生活が1ヶ月続き、良くもなっていないのに無理矢理?退院しました。
ちょうどこの頃、母がリンパ腫だということも知らされました。