「アンチエイジング」とは????(13)
呼吸によって取り込まれた酸素は
体の中で栄養素と結びついてエネルギーを作り出します。
しかし、体の中に入った酸素が
すべてエネルギーを作るために使われのではなく、
使われなかった分は形を変化させて活性酸素となります。
活性酸素は細胞膜の脂質を酸化し過酸化脂質を作ります。
簡単に言えば「さび付いた状態」になるということになります。
一度酸化がおき始めるとどんどん連鎖反応で酸化は進んでいきます。
細胞がさび付くと体の中の機能が
正常な働きをすることが出来なくなり、
糖尿病、動脈硬化、脂質異常症、ガン、肝臓機能の低下など酸化が、
これらの引き金になったり悪化させたりして、
生活習慣病といわれる問題が起こってきます。
皮膚においては、シミ、シワも酸化によっておこる変化で、
紫外線が活性酸素を作ることでさらに加速します。
体内で活性酸素を除去する酵素はできていますが
その酵素も老化とともに減少していきます。
活性酸素を除去し酸化を抑えることが抗酸化であります。
