ブログネタ:テレビ、ネット、プライベートでなくなったら困るのはどっち?
参加中私はネット 派!
テレビ…と云うより、テレビ放送と縁を切ってから十年近い時間が過ぎた。その間、不便を感じたことはほとんどない。情報に関しては、ネットとラジオが補ってくれるし、新番組を追いかける意欲も気力も希薄になっている。
現在の俺には、テレビよりもネットの方が重要度が高い。どちらかを選べと迫られたら、迷わず後者を選択するだろう。
第一、ネットを取り上げられたら、アメーバやぴよぶっくの更新もできなくなってしまう。それは困る。大いに困る。今や、更新活動は生活の一部―いや、人生の一部と化しているのだ。
不思議なことに、当家では依然として、テレビが一定の存在感を保っている。DVDの再生という重大な任務を背負っているからだ。
放送は観ないが、映画は観る。名作ドラマも観る。その際、テレビがなかったら、どうしようもない。
当家のテレビは、先輩Oさんに無料で譲ってもらったもの。こちらも十年選手だが、壊れる気配もなく、現役として活躍してくれている。このテレビの画面を通して、これまで観た作品の数は、映画、ドラマ、ドキュメンタリー、アニメーションを全てを足したら「千を超える」のではあるまいか…。
昨夜観た映画は『GONIN2』である。監督:石井隆&主演:緒形拳のバイオレンス・アクションである。1996年に公開された作品だから、緒形さんは当時59歳ぐらいかな。眼光鋭く、凄味もたっぷり。還暦間近のおじさんとは思えない迫力を発揮している。眼の鋭さは〔必殺時代〕から、培われたものと云える。殺しに入る直前の眼差しが怖い。
この映画、前から観たい観たいと考えていたのだが、実際に鑑賞できたのは、公開から19年も経った昨日になってしまった。この間、日本映画にも色々あったが、俺自身にも色々あった。色々あったし、少々疲れた。多分「次の19年後」には、俺はこの世にはいまい。あちらの映画館では、緒形拳の新作をやっているだろうから、もし許されるならば、観に行きたいと考えている。あちらでも、やっぱり、チケットの予約とか、座席の確保とかしなくちゃならんのかね。まあ、その内わかるから、いいか。そんなに慌てなくても。
暴力団の嫌がらせに精神の均衡を狂わされ、自殺に追い込まれた奥さんの仇討ちを誓った緒形拳が、怨念の塊り―復讐マシンとなって、鬼畜外道を、次から次へと、斬り殺し、刺し殺し、突き殺す。武器となる『刀』は彼の手作り。手作りの殺人者。その殺陣は華麗さとは無縁の泥臭さだが、虚飾性よりも現実味を優先する演出であり、狙いであった。殺しの化物に変身した緒形に〔追い詰められた五人の女〕が絡んでくるという趣向である。
終盤にはオカルト的な展開が用意されていて「あっ」と、云わされた。石井監督の奇策に驚かされた。なかなかやってくれます。組織の首領を路上で射殺した女たちも、もしかしたら〔幽霊〕なのかも知れない。不条理な描写が続くが、ホラーの枠内ならば、一応の納得は得られる。これは怪談映画だ。