正月太りしそう? ブログネタ:正月太りしそう? 参加中

私はしないと思う 派!

新年2日目。元旦ショックを引き摺りながら、俺は家を出た。行き先は職場であった。食べるためには、盆だろうが、正月だろうが、働かなくてはならない。夜明けまで、もうしばらく時がかかる。暗い中をとぼとぼと歩く。この道もあと何回歩けるだろうか…などと、深刻に考えたりする。

最寄り駅に到着。ホームに下り、入線してきた電車に乗り込む。車内はガラガラ。本を読む気にもなれず、終点まで寝ることにする。睡眠不足を少しでも補おうというわけだ。

終点に到着。改札を抜けて、地上に出る。晴天だが、気温は低い。結構厚着をしているが、それでも寒い。出口から数分ほど歩いたところにあるファミリーレストラン(年中無休)で朝食をしたためる。

店内は空いていた。と云うか、客は俺1人だった。目※焼※モ※ニ※グなるものを注文する。すぐに運ばれてきたが、内容的には〔おままごと〕みたいなものだ。この程度では、俺の胃袋は満たされぬ。飲み放題のコーヒーを二杯ほど飲む。旨くはないが、一応コーヒーの味はした。勘定(いい値段だった)を払い、レストランが入っているビルを出て、真っ直ぐ勤務先を目指した。


年始の職場はガランとしていた。建物が大きいだけに余計に空虚な感じがする。キューブリックの『シャイニング』に迷い込んだような錯覚に襲われながら、作業を進める。廊下の曲り角から、血塗れの斧を構えたジャック・ニコルソンが現われそうな気がするが、無論そのようなことは起こらない。

午前の仕事を終えた俺は、地下の食堂に行き、昼食をしたためた。客数は俺を含めて3人ほどだった。日替わり丼と日替わりランチは休みの間はやらないらしい。仕方がないので、醤油ラーメンとライスを注文する。特に美味しいとは思わない。機械的に麺を啜り、機械的にスープを飲んだ。

食堂を出て、同じ敷地内にあるコンビニ風の売店に向かう。デザートタイムだ。食堂も売店も職員割引きがきくのがありがたい。なんやらコーンというアイスクリームを購入する。これが当りだった。なかなか美味しかった。チョコが主体のものだが、密度が高くて、味も濃厚。値段の価値は充分あった。


夕食を買いに近所のスーパーに行ったが、陳列棚の商品は残らず消えていた。やむなく、反対方角のコンビニまで歩いた。おにぎり2個と水割り用に使うアイス・ブロックを買った。帰宅後、備蓄食料の一部を放出し、ささやかな食卓を作る。正月とは思えぬ質素さだが〔ギャングの晩餐〕に相応しい献立とも云える。ギャングの晩餐の唯一の利点は「太る心配がない」ことだ。

質素だけど、気楽ではある。俺にとっては、気楽さこそが最も重要なのだ。いかなる御馳走であっても、不愉快な奴らとは食べられないし、囲めない。