ブログネタ:待ち合わせで先に着いちゃったらなにしてる?
参加中あらゆる意味で鈍臭いので、知人や友人と合流する日は、早目の行動を心がけている。心がけ過ぎて、待ち合わせの場所に、1時間も早く着いてしまうことがある。そういう際は、散策のチャンスだと考えるようにしている。見知らぬ町を歩くのは結構面白いし、思わぬ発見に遭遇することもある。無目的に歩くのもツマラナイから、俺は地元の古書店を探すようにしている。店の前に設置されたワゴンに掘り出し物が眠っていたりするのだ。ワゴンで販売されている本は、大抵の場合、値段が安く、貧乏人にはありがたい。
俺の財布は年中軽いけど、ワゴンセールの文庫本を購入するぐらいの余裕はある。一冊50円で売られていることもある。それが、長年探していたレアものだったりすると、その場で小躍りしたくなるほど嬉しくなる。実際に踊り出すと、頭がおかしいと思われるので、懸命に我慢する。最近の愛読書と化している『男の手料理』(中公文庫)も50円で買った。この本は池田満寿夫の名著であり、大型書店に行けば、現在も棚に並んでいる筈である。お金持ちの人は、是非そちらで買っていただきたい。
〔古書狩り〕と併行して、個人で頑張っている喫茶店や居酒屋を探してみるのも面白い。後者に入ると、当分出られなくなるが、前者ならば、その心配はない。コーヒーでも飲みながら、買ってきたばかりの本を読んでいると、1時間なんて時間は、たちまちに過ぎて(潰れて)しまう。
昨夜は知友A氏に誘われて、池袋の蕎麦屋兼居酒屋を訪ねた。氏のお仲間が続々と参集する賑やかな席となった。かの蕎麦屋さんは、内装も凝っていて、料理も酒も旨かった。勘定の方も一流だったが、物凄く楽しかったから、惜しくはない。氏の酒宴に参加できること自体が、半ば奇跡のようなものだと考えている。氏との出会いが、俺の運命を変えてくれたと言っても過言ではない。もちろん、良い方向に。
四十路に突入したというのに、俺の胃袋は依然活発である。この夜も、怪物のように食べ、化物みたいに呑んだ。
締め括りに頼んだ〔一口蕎麦〕も美味しかった。まったく健康的な酒である。こういう酒なら、望むところだし、大歓迎だ。ただ、昨日は雑用に追いかけられて、待ち合わせ場所に到着したのは、なんと約束の1分前だった。当然、界隈を散策する余裕はなかった。
昨夜はたらふく呑んだので、今日の晩酌は中止にしようかなと思っている。少しは肝臓先生にも気を遣わなくてはなるまい。まあ、俺の摂取量なんて、酒豪に比べたら、かわいいもんですけどね。夕食も簡単に済ませようと思っている。こういう時、傍らに『男の手料理』があると、大変重宝する。満寿夫料理の真髄は速度と即興である。限られた材料を、効果的に生かすには、どうすれば良いのかに知恵と工夫が注がれている。