ブログネタ:カレーの具はゴロゴロと形が崩れているのどっちがいい?
参加中私はゴロゴロしている方がいい 派!
ライスと合わせる時はゴロゴロしている方が良いし、うどんを投入する場合は崩れている方が良いと思う。最近は自炊から遠ざかっているが、こしらえていた頃、カレーは定番料理のひとつであった。
最初はご飯にかけて食べる。何度か煮込んでいる内に、ニンジンもジャガイモも適度に崩れて、うどん向きのスープに変化してくる。うどんがなければ、スパゲティにかけて食べるという手もある。
応用範囲の広いところが、カレーの利点であり、俺みたいに調理が苦手でも「失敗の仕様がない…」ところも魅力的である。
椎名誠の随筆に登場する〔文句あっかカレー〕も、なかなか美味しそうである。細かく刻んだタマネギとジャガイモをダシの素で煮るのが面白い。缶詰のカレーだけでは足りないから、棚内に発見した市販のルウを迷わず鍋にぶち込むあたりも面白い。臨機応変の料理術だ。理屈よりも速度を尊ぶ。まさに男の料理である。
椎名先生は独特の調理勘(そんな言葉はないが…)を持っておられるようである。天性の才能であり、世界中を旅し、各地の料理を味わっている間に磨きが重ねられ、鋭刃のように研ぎ上げられたものであろう。時間も労力もかかっている。年季が全然違うのだ。だから、読み手が真似しようとしても、そう易々とは話は進まない気もする。これなら俺にでも作れるんじゃないか?と、錯覚させるのが、椎名料理のマジックなのだ。
同書に紹介されている〔月見カレー〕も素敵である。調理感性に優れていないと、こういう発想は出てこない。先生は酒肴として、月見カレーを即興的に考案した。麦焼酎のストレートにぴったりだそうである。