ブログネタ:1日家から出ないことある?
参加中金子を節約しようと思うなら、家でジッとしているのが一番である。知友の誘いや断れない約束などは別として、最近の俺は篭城の名人になりつつある。在宅中、俺はまぎれもない〔ブログマシーン〕と化している。あるいは〔アメブロ中毒者〕と言うべきだろうか。朝から晩まで、飽きもせずによく続くものだ。平日の更新を控えているから、その反動が強烈に出るのだ。書いても書いても書き足りない感じである。だが、投稿数は4本か5本が限度である。筆力と集中力が磨り減ってくるからだ。文章も内容も荒れてくるし、書いていても楽しくなくなってくる。この辺が潮時である。我が愛機も朝から働き通しで疲れている。ここらで休ませてやらなければなるまい。過剰稼動の果てに火を噴かれても困るしね。
パソコンの次は、ラジオとアルコールの出番である。ラジオを聴きながら、晩酌の準備にかかる。酒は焼酎か、ウイスキー。最近は後者を呑む場合が増えている。天然水で割るか、ストレートで呑む。焼酎も悪くはないのだが、サイダーやコーラ、炭酸水などを用意する必要がある。特に甲類の焼酎は、酒自体に風味がないので、水で割ってもあまり旨くないのだ。酔うことはできるけど、美味しくはない。ウイスキーの方が手軽に楽しめる気がする。焼酎もウイスキーも値段的にほとんど変わらないので、どうしても、後者に手が伸びることになる。
肴(さかな)は火を使用しない安直なものばかりである。俺は食べることは大好きだが、作ることは苦手である。冷蔵庫がないので、食品の保存がきかないという事情もあるが、本質的に怠け者なのである。鍋や食器を洗うのが面倒でたまらないのだ。で、なければ、もう少しまめに調理に取り組む筈である。キャンプの時はあんなに張り切るのに、家にいる時は怠惰の塊りになるから不思議である。俺が洗うものと言えば、カクテル用のタンブラーぐらいだ。去年の夏、近所の店で衝動的に買った品である。安物以外の何物でもないが、使い心地は悪くない。
今日のような記録的天候に見舞われると、外に出たくても出られない。篭城生活を強いられて、退屈の悲鳴を上げている人もいるのではあるまいか。窓から見下ろす位置にある広場では、さっきから近所の子供らが雪遊びに興じている。無邪気だし、元気である。都会人たる彼らには雪そのものが珍しいのだろう。
俺の郷里は〔雪国〕とまでは言えないが、冬期の積雪量は相当なものであった。除雪作業の辛さを体験しているので、雪に関する愛着はほとんど持っていない。持っていないが、降雪が止んだあとの雪道を歩くのは嫌いではなかった。あらゆる音は雪中に吸い込まれ、月の光を雪面がなめらかに反射していた。神秘的とさえ言える静寂の世界が、眼前に現出するのだ。それは、異界的光景でもあった。
俺には帰郷の予定もなければ、帰郷の意志もない。残りの人生の中で、あのような空間に身を置くことは、おそらく二度とないだろう。