収入が多少安定してきたので、夜の外食を再開した。頻度としては、週に二三回程度である。まだまだ予断を許さぬ状況が続いているからだ。

地元商店街に新しくオープンした定食屋さんが最近のお気に入りである。スリランカ出身の夫妻が営む店である。屋号は…そうだな。仮に【ラクワナ】とでも呼んでおこうか。御亭主が厨房で活躍し、赤ちゃんをおんぶした奥さんが給仕その他を担当し、元気な女の子(長女)が笑ったり遊んだり走ったりしている楽しい店だ。

俺は〔家庭的〕という言葉から最も遠い存在だが、こういう雰囲気が嫌いではない。お客の方もぼちぼち増えているようだが、経営が軌道に乗るまではもう少し時間がかかりそうである。我が商店街は飲食店が多く、旧勢力と新勢力が日夜攻防を繰り広げる激戦区なのだ。

ラクワナを応援してあげたいが、俺にできる事は限られている。御亭主は鶏肉の調理に長けている。どうやら、さる有名店で本格的に修行を積んだ人らしい。けっして威張るような性格ではないけれど、腕には相当自信がある様子である。もっとも、自信がなければ、このような商売は始めないと思うが。

最初に食べたチキンカレーも旨かったし、唐揚げ定食も美味しかった。鶏料理ではないが、先日食べた牡蠣フライも良い仕上がりだった。酒類も豊富である。スリランカ産のビールも用意されており、近い内に試してみたいと考えている。


目玉商品がモツ鍋とちゃんこ鍋というのも面白い。値段も驚くほど安いし〔鍋狂い〕としては、興味と食欲を大いにそそられる。嬉しい事に一人前からでも注文可能だそうである。だが、できれば、鍋は知友と囲みたいものである。とは言え、住んでいる地域が、何十キロ、何百キロと離れているので、実現はちょっと難しそうだ。

遠方の友人にわざわざ〔モツ鍋を食べるだけのために〕来てもらうわけにもいかないしね。まあ、チャンスがあれば、案内したいとは思うけれど…。御希望の方はコロサスにメールをください。

因みにラクワナの奥さんは「モツが苦手」だそうである。まさかとは思うが、スリランカには臓物料理を食べる習慣がないのだろうか?かの国の食文化に関して、俺は全くの無知である。その辺りを調べてみると、新たな世界が開けるかも知れない。