☆米長先生考案の角頭歩突き戦法を『森田将棋DS』相手に試してみよう。
▲先手:闇鍋のコロサス(推定棋力5級)
△後手:閃光のビスマルク(思考レベル3)
▲7六歩 △3四歩 ▲8六歩 △8八角成
コロサスの挑発(▲8六歩)に対して、ビスマルク(仮名)は角交換で応じてきた。
▲同銀 △6二銀 ▲7八金 △4二銀
コロサスは角の打ち込みを警戒しながら、左翼に忍者(桂馬)の発射台(?)を築く。
▲7七桂 △5二金 ▲6六歩
攻撃態勢の整備。コロサスは桂馬を跳ばし、主砲(飛車)転換の準備をする。
△9四歩 ▲9六歩 △1四歩 ▲1六歩
端歩の突き合い。波乱の戦場に漂う束の間の静けさ。
△3三桂 ▲6八飛 △5四角 ▲3八金
コロサスの飛車が6筋へ移動。この瞬間、ビスマルクは核(角)兵器を投入。
△7六角 ▲6七金 △5四角 ▲5六金
桂頭の歩を取られる。コロサスは角を追い払った金を前線へ繰り出す。
△7六角 ▲6五歩 △7四歩 ▲6六金
再度の△7六角は意味不明。多分大悪手。コロサスは敵角の捕獲を目論むが…。
以上、第27手まで進めてみた。形勢は互角か、先手有利と判断して良いと思う。どちらも居玉である。先手の王様には護衛兵が一人もいないので、反撃されたら防ぎ切れない。でも、自分の首を刎ねられる前に相手の首を刎ねてしまえばコロサスの勝ちである。攻撃は最大の防御―という格言は将棋にも通用する。
24手目の△7六角はビスマルク(コンピューター)とは思えない失態。そもそも、△5四角の構想自体がおかしいのかも知れない。序盤の角交換にも疑問が残る。この後、人間同士の対局では有り得ないような奇妙な戦闘が展開するのだった。