炎暑と猛暑の日々が続いている。こういう時期は冷水が何よりの御馳走である。国会映像を眺めていても、一生懸命喋っているセンセイ方の後方に映っている水差しが気になったりする。結構動き回る仕事なので、水分の消耗が激しい。毎日通っているカフェには、氷水が豊富に用意されており、二杯三杯とお代わりしてしまう。砂漠を横断する隊商が、オアシスに立ち寄る気分はこんな感じだろうかと想像する。飲み過ぎは良くないが、水分の欠乏は健康状態にも関わってくるので、こまめに行いたい。自宅にもミネラルウォーターを何本か備蓄しているが、生温くて、余り飲む気がしない。仕方がないから飲んでいるが、ある程度冷たくないと、美味しく感じない。命を繋ぐ為だから、贅沢は言えないけれど…。ああ。冷蔵庫が欲しい。


どうしても、自宅で冷水を楽しみたい際は、近所のスーパーに行く事にしている。生もの保存用の氷が無料で貰えるからである。氷片の詰まったビニール袋が、保冷庫の中に大量に蓄えられており、客なら、誰でも自由に持ち帰る事が出来る。但し「お一人様×袋まで」という制限がある。買物のついでに二袋ほどもらってくる。

帰宅後、専用の容器に氷を移し変えて、水のペットボトルを突っ込むのである。ボトル全体を冷やす事は難しい。底部から、三分の一辺りまでが、限界のようである。頃合を見て、容器からボトルを抜き出し、栓を切る瞬間がたまらない。苦労して調達した貴重品である。コップに注いで、ゆっくり堪能する。

吃驚するぐらい美味しい。特に「三分の一の部分」は格別である。キンキンに冷えている。連日の暑さが水の有り難さを再認識させてくれる。水は生命の源―全ての飲料類の中で、水に勝るものは存在しないのではないかと思う。水が一番旨い。