「第二の節電夏」が近づきつつあるが、ある雑誌に興味深い記事が載っていた。テレビの消費電力が、エアコンのそれを上回るという情報である。有効的な節電方法として「テレビを切る」「テレビを観ない」という選択があるという訳である。これに関しては、テレビでは「触れてはいけない」事になっているらしい。まあ、そうでしょうな。テレビがテレビを否定するような事は言えないだろうし、放送や番組自体が成立しなくなってしまう。分野を問わず、どのような組織も弱点や矛盾を抱えている。抱えている事を知りながら、活動や運営を展開しているのだ。


俺はテレビ放送とは縁を断った人間だが、テレビとのつき合いは依然続いている。DVDの観賞用として、ほぼ毎日使っているからだ。この際、再生装置も併用しているので、通常の視聴よりも「エネルギーを食っている」可能性がある。最大の楽しみまで放棄する気力はないが、過度期の使用は避けようと考えている。

何かの折にラジオやパソコンの消費量も調べてみる心算である。前者はともかく、後者は結構食っているような感じがする。仮にテレビもラジオもパソコンも許されない状況になったら、何をすれば良いのか、困る人も出てくるだろう。

その際は本である。本の出番である。読書なら―少なくともその行為には―電気を使わずに済む。今の内に「読書慣れ」しておけば、退屈な時間を、有意義な時間に変換する事が出来る。一ヶ月間「本だけ」で過ごしたら―その月の総使用量は―どうなるのか、多少の関心を覚えるが、実行はしていない。