手元にある『新世紀大辞典』でアドバルーンを調べてみると「広告をつけてあげる気球」と、あった。続いて『広辞苑』を引いてみると「広告用の軽気球」「観測気球」に加えて「相手の反応を見るために発表する談話・声名」と、記されていた。

昨夜、テーマ名を『伝達衛星』から『広告気球』に変更した。最初は『アドバルーン』にしようと考えていたのだが、漢字四文字の方が良いかなと思い直して『広告気球』に決めたのだった。こういう際『大辞典』と『広辞苑』が大いに役に立つ。これからも愛用したい。辞典辞書は知識の塊りである。二冊ともズシリと重いが、これは両書に埋蔵されている「情報の重量」かも知れない。


アドバルーンと聞くと、横山光輝先生の人類皆殺しSF『マーズ』に登場する怪ロボット―第一神体ウラヌスを想起する。天候を自在にコントロールする能力を秘めた魔性の兵器である。ダルマを題材にした大胆デザインも存在感たっぷり。横山メカニックを代表する傑作のひとつと言える。因みに最高傑作は破壊の妖球―第六神体ラーだろう。横山意匠の到達点である。

アドバルーンに偽装したウラヌスが東京上空に出現する場面が不気味である。この時、ウラヌスが宣伝していたのは「カラーテレビ」だったと思うのだが、ちょっと自信がない。移住準備中に売却してしまったので、確かめようがないのだ。誰か覚えている人がいたら教えてください。今度、中野のまんだらけで買ってこようかな。