えっと今日紹介したい本は
空間構造物語 ストラクチュアルデザインの行方
空間構造の研究室に所属している私としては非常に興味のあった本で
研究室にあったので借りてきて少しずつ読んでます
結構好きな本は買うんですけど、あんまパカパカ買ってられないし、そもそも読む時間もなかったりして
借りれるというのは非常に助かります。
これは図鑑のような本というか
空間構造って言ってもけっこうたくさんあるわけですよ。
空間構造っていうのはまあ
(なんとなく)柱や梁で構成される家とかではなく、柱がない大きな空間を作る構造のことを言います
例えばドームとか、体育館とかコンサートホールとか
まぁ人が集う建物かもしれませんね。
教会とかもそうかな。完全に言い切ることは難しいです。
で、その空間構造が歴史の観点や、設計者との観点とかで分厚く書かれていて非常に面白かったです
やっぱり建物における空間とその構造ってのは切り離せないもので、
ほんとにすばらしい建物ってのは構造も素晴らしいと思います。
設計やる人はだいたい「構造は何とでもなる!」とかいって、適当に図面書いちゃうと思うんだけど
設計の人に読んでもらいたいですね。
構造がきれいとこんなに建物がかっこいいのだということを。