抗ヒスタミン剤を飲んでも、アトピーが緩和しないワケ

●　抗ヒスタミン剤を飲んでも、アトピーが緩和しないワケ

こんにちは。野崎朝美です。

「抗ヒスタミン剤を飲んでいるのに、アトピー症状が緩和しないのは、なぜ？」

と、ご質問をいただきました。その答えのひとつになりますでしょうか．．．

「第二世代の抗ヒスタミン剤は、アトピー性皮膚炎の症状緩和に、効果なし！」

という２５の研究をまとめたオドロキの研究結果が、２０１９年に出ています。

この、大人も子どもも対象にした研究で使われている抗ヒスタミン剤は、

・セチリジン：製品名ジルテック
・フェキソフェナジン：製品名アレグラ
・ロラタジン：製品名クラリチン

など、アレルギーで病院にかかる場合には、よく聞く、知名度のある薬です。

もちろん、個々のカラダは違うので研究結果が全てではない、かもしれません。

ただ、アトピーが良くなれば、という希望に対して、効果もハテナの中、

・アメリカでは抗ヒスタミン剤で死亡例がある
・副作用で、発疹、蕁麻疹、全身に赤みがでる

が加わると、大切なカラダに使うかどうか、再考の余地は、ありそうです。＾＾

「でも、抗ヒスタミン剤は、体内のヒスタミンを補充してくれる役割なのでは？」

との、ご質問も、いただきました。

実は、炎症が起きて、かゆくなったり腫れたりするのには、ワケが、あります。異物を追い出すために、治癒反応として血管を広げ、血流を増やすから、です。そして、この、カラダを治そうと働いているのが体内のヒスタミンなどの物質なのです。

一方、抗ヒスタミン剤は、体内のヒスタミンの働きを、抑える方向に働きます。

せっかくカラダがが治ろうとしている流れを、止めてしまう路線なのですね。そればかりか、抗ヒスタミン剤には、血管を収縮させる作用があるため．．．

・長期間の使用でカラダを冷やす傾向につながる
・冷えは万病の元、不定愁訴で、更に不調になる

と、免疫学を専門とする、医学博士、安保徹先生は、おっしゃいます。

ケガや火傷、抜歯をした場合に、一度、腫れてから、回復したのを体験されたことはありませんか？ カラダは、ケガをすると、炎症を起こして、自分の力で治そうとするのです。

この、自然治癒力呼ばれるパワーを妨げずに応援するのが、ホメオパシーです！

どんなにお困りの状況でも、驚くほど良き方向に、変えていくことができます。嬉しいことに、ステロイド剤＆抗ヒスタミン剤なし、副作用ゼロでの達成です。



こちらのＳさんは、２０年間のステロイド塗布を、意を決して、卒業。汗をかいても、お酒を飲んでも、かゆみとは無縁の体質に、なりました。



カラダの治る仕組みに沿って根本から改善すると、イイことづくめ、です。

見違えるように丈夫になった美肌で、毎日スッキリ夜グッスリになりますよー。

あなたも、自分の治る力をフル回転させ、艶肌美人になる道が、あります。＾＾

ステロイド剤を塗っていてもアトピーが悪化するワケは、こちら。

Ｓさんの、２０年来のアトピーがキレイになったお話は、こちらです。

＜参考文献＞
Oral H1 antihistamines as 'add-on' therapy to topical treatment for eczema
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/30666626/
２０２１年７月１２日閲覧

ココルン

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