以前、私が読んだ雑誌に書いてありましたが、住宅ローン破綻の予備軍は20万件とか30万件とか言われ
ています。仮に、1世帯4人家族とすると100万人分くらいが、家を失うリスクを抱えているわけです。全国
には840万戸の空き家があるにも関わらず、建築業者は毎年マンションや戸建住宅を建て続けるわけで、
全国各地で廃墟が生み出されているわけです。経済が右肩上がりの時代は、とっくの昔に終わっている
わけでして、最近ではご主人がリストラ等で職を失ったり、給料が減らされたりという事が当たり前のよう
に聞かれる時代なわけで、35年とかローンを組むのは頭が悪いとしかいいようがありません。その間、収
入が安定している可能性は限りなく低いわけで、よく家賃を払うよりは安いという宣伝も聞かれますが、
固定資産税や修繕費を考えると、高くつくのは目に見えています。また、収入が少なくなったら家を売れ
ばよいと言う人もいますが、その時には相当安くなるるため、結局ローンが残った状態でダブルローン状
態に陥って生活が破綻するのは確実です。アメリカでは、住宅ローンの仕組み自体が日本とは違いまし
て、物件を売却したら、ローンが無くなる仕組みとなっていますので、再びやり直す事ができるのです。
新築を大量に供給して、もうかるのは建築業者、不動産業者、金融機関で、そうした事実を公表したがら
ないマスコミも問題です。人口が減少しているこの国で、移民を受け入れるわけでもなく、住宅を建て続け
るのがいかに無駄な事か、賢い人であればすぐにわかるものと思います。
