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先日、親戚の自宅での葬儀に参列した。
玄関を入ると それまで書き溜めていた沢山の絵手紙が壁に貼られ、父がお世話になりました と、一言、言葉が添えられていました。絵手紙を一枚一枚読んでいると、亡くなった方の生真面目で穏やかな人柄が偲ばれました。
亡くなる 2、3日前まで起きると乾布摩擦をし スクワットをやり、健康には人一倍気を遣っている様な方でした。遺族に言わせると 何よりも死を恐れていて神経質な程健康には気を遣っていたのだとか。
そんな彼も、少し調子を崩し、自ら救急車に乗り入院した。見舞っても調子が悪い感じはしなかったという。強いて言えば話をしながら眠ってしまい、また家族一人一人に「いつも有難う」とお礼まで言っていたというのだから驚いてしまう。今思えばきちんと挨拶を交わし誰にも迷惑をかけずに死を向かい入れ苦しまずに逝ったという事。穏やかなお顔だった。
立派な死にざまだったと思う。


親は死ぬ事すらあとに残されたもの達に見せてくれている。

人の生き死には本当にわからないものだ。私自身の明日さえわからない。

死ぬという事。

これを受け入れるという事すら考えた事もないが、一つだけ言えるとしたら、「死ぬ」という事は 「より良く生きる」という事なのだとは言える。生きざまも人それぞれだが、私が私らしく幸せな生き方をする事が 死に方を見せてくれた大切な人達への恩返しだ。