皆様今晩は、又はお早うございます。
この記事の製作に着手したのは台風19号が関東・東北を覆っていた頃ですが、仕事による疲労と台風19号による予想外の被害で意欲が上がらず、今日まで伸びてしまいました。

話題を変えまして、いつものアメリカ型Nゲージの輸入代行先から発注していた製品が届きましたので、それらの紹介を致します。

取り寄せて貰った製品の種類が多いので、しばらくはこの記事ばかりになります。
浅い知識と悪い画質の画像ばかりですが、ご笑覧頂けると幸いです。

P-70ゴールドレタリング・ストライプ

…車体が長い(79ft/24m)事を除けば、年配の鉄道ファンが親近感を持ちそうな旧型客車です(スハ32系初期型)。

…この客車、P-70型Coach(座席車)と申しまして、1907(明治40)年から1929(昭和4)年までに1千輛以上が自社のアルトゥーナ工場や幾つかのメーカーにて製造されたペンシルバニア鉄道の標準型客車です。
1960年代まで通勤列車から特急列車まで広く運用されました。
P-70の「70」は客室全長(70ft)からです。座席数は88席(導入当初)でしたが、1926(大正15/昭和元)年以降の製造車輛からは80席に変更されました。

こちらは非冷房車ですが、当時の職員や鉄道ファンからは「HotP-70」と陰口を叩かれていたそうです。

…こちらは氷を使った冷房装置を搭載した車輛(P-70R)。床下にある長方形の箱(氷を搭載する為)が特徴です。
1933(昭和8)年から冷房化工事が始まりました。

上が非冷房車・下が冷房車。
うちの鉄道(相変わらず名無し)では非冷房車1・冷房車4で導入しました(今年の夏…特にお盆前が無茶苦茶暑かったからね)。
さらに…

P-70バフ(Buff)レタリング・ストライプ
…1952(昭和27)年夏からこの塗装に変更されました。
(うちの鉄道ではこの塗装の車輛も非冷房×1.冷房×4を導入しています…全部で10輛です)

写りが悪いですが、手前がゴールド、奥がバフになります。
塗装が変更になったからと言って、ある日一斉に変われるわけがありません。
「ごちゃ混ぜ」編成はざらでしょう。
(上)ゴールドレタリング・ストライプ
(下)バフレタリング・ストライプ
…この客車、ペンシルバニア鉄道の旅客用・貨客両用の機関車ならば蒸気・電気・ディーゼル問わず相性が良いので、レンタルレイアウトでの活躍の機会が多くなります。
機関車との組み合わせはレンタルレイアウトで披露で致します。

…長々と失礼しました、ただ今(10/21.PM20:45)
元台風20号の熱帯低気圧の大雨に見舞われています。どうか洪水と土砂崩れにお気をつけて下さい。

では又、お休みなさい。