皆様今晩は、又はこんにちは。
この記事が投稿されている頃にはクリスマスを過ぎていると思いますが、皆様どの様に過ごされましたでしょうか?
私?聖夜の日は仕事でしたよ。29日まで仕事です。
これ以上は愚痴になるのでここまで。

…夏・冬のボーナス時は金銭感覚が麻痺します。
普段ならおいそれと手を出さないモノに手が伸びてしまいます(T-1やターボトレイン導入したばかりなのに…)。
今回はそのモノ二点の紹介を致します。
先ずはこちら…

存在感ある箱。
ブラス(真鍮)製鉄道模型のメーカーである、GHB.Internationalの製品です。
その中にあるのは…

L-1型蒸気機関車(2-8-2/1-D-1・ミカド)です。
前のT-1同様ペンシルバニア鉄道の所有機になります。
「L-1型蒸気機関車」
1914年から19年までに574輛が製造されたペンシルバニア鉄道の蒸気機関車です。
この輛数は他の鉄道が所有するミカド型蒸気を上回っていました。
旅客用のK4sとボイラーと多くの部品を共用しています。
同じく貨物用のI-1sa(2-10-0/デカポッド)やM-1(4-8-2/マウンテン)に押され、影の薄い機関車でした。

第二次世界大戦末期の1945年にはいくつかの鉄道会社に供与されました。

側面(公式側)
側面(非公式側)
車輪配置は2-8-2・車軸だと1-D-1(あのD51と同じ)、呼び名は「MIKADO(ミカド)」になります。
火室が四角いのはベルペアー式火室の特徴です。アパラチア山脈で産出される石炭は燃焼に時間が掛かる上、機関車用の石炭はカロリーの低い物が多い為、少しでも燃焼しやすい様に様々な試みが各鉄道でされました。


正面
ナンバープレートは貨物用は丸型、旅客用はキーストーン型(ペンシルバニア鉄道の社章)と分けられた時期がありました。

テンダーから

煙室から

テンダー後部から
テンダー後部にある小屋の様な建物は通称「ドッグハウス」と呼ばれ、監視兼ブレーキマンの待機場所になっています。

如何でしたか?
次はこのL-1の2倍のサイズの機関車を紹介致します。
では又。