宮城県の最も南に位置する丸森町。
かつては養蚕が盛んで、養蚕の大敵のネズミを駆除してくれる猫を大切にし、「猫神さま」として祀ってきたそうです。
猫神の分布を見ると東北地方や長野県など養蚕地帯が多く、その中でも宮城県、さらには丸森町に数多くの猫神が祀られています。
猫の形を浮き彫りにした石碑や、石像、文字が掘られたものなど数多くが発見され、合計約80基が確認されているそうです。
なぜ、丸森町にとくに多いのかは分かっていないとのことですが。
昨年の台風19号。
その影響を免れて無事だったもの、一時は土砂に埋もれたもののなんとか掘り出されたもの、残念ながら被害を受けてしまったもの。
様々あるようですが、いずれ『猫神さま巡りラン』をしてみたいと思い、ちょこっと下見をしてきました(とりあえず1ヶ所だけ)
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観音堂のすぐ隣。
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数年前から猫神さまを観光資源として活用するようになったそうで、ここの猫神さまは分かりやすくちゃんと案内が出ていました。
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いくつかの石碑群のなかに…。
ひっそりと、しかしながら凛とした佇まいで鎮座しておられました。
江戸時代後期に建てられたそうです。
こちらも下見
うむうむ、ちゃんと美味しい
いちご大福…もついでに
他の猫神さまもぼちぼち探して行きたいと思います