メンタルフィニッシュ
マラソンをしていると、まだゴールではないのにそこを超えるとホッとして気が抜けてしまう、「魔のスポット」が存在します
フルマラソンでいえば…。
・ハーフの折り返し地点
・30km地点
・エイドステーション
・いくつか設置されている関門 など。
それらのポイントを、平常心で通過もしくは気合を入れなおして再出発できれば問題ないのですが…。
脳みそが勝手にゴールテープを切ってしまうメンタルフィニッシュ
そんなスポットが「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」にもやっぱり存在します
(※ここからは全く個人的な見解です。)
前半はもちろんゴールを目指してもくもくと走るわけですが…。
・35.4km地点
地場産品が並ぶ少し大きなエイド。ここからいよいよ長い上りの「なめとこライン」が始まる訳ですが、フルで考えれば終盤にあたる距離。「少し休んじゃえ」と悪魔の囁きが聞こえるちょっと危ないスポット
・42km地点
キロ表示は5kmごとなので看板は出てませんが、「この辺で42kmくらいかな」というのは分かります。そうすると…「とりあえずフルの距離は走れたな…」。気が緩んでしまうかなり危険なスポット
・49.6km地点
第1関門の場所。全体の約半分の距離ということもあり、大きな区切りと感じてしまいます。「まだ半分か」という思いのほうが強いかも知れませんが…。
・天空のエイド
なめとこラインの頂上、長~いトンネルを出たところにあるエイドステーション。「長い上りがやっと終わった~」と安堵しますが、ここからの下りで足が動くかどうかが明暗を分ける
・66.5kmレストステーション
荷物を預けておけるレストステーション。第2関門でもあり、スペシャルエイドでもあり。疲労も蓄積しているのでプツンと切れてしまいがち。次の関門までの距離が6.8kmで閉鎖時刻の差が40分。余裕を持って到達しないとエライ目に
・73.3km地点
第3関門。緩いけどだらだらと長い上り坂が延々と続き、左折してから勾配が急に そのてっぺんに関門のラインが。折り返すと気持ち的にホッ
・90.5km地点
一番最後の関門。応援もひときわ大きいので、「ここ、ゴール」と思わず錯覚してしまいそう。残り約10km、ここで再度奮起できるか
と、距離が長いだけにメンタルフィニッシュを迎えてしまいそうな危ないスポットが多数存在。
関係ない人は関係ないんでしょうけどね~
来年は平常心のポーカーフェイスでメンタルフィニッシュを乗り越えたいと思います
…ポーカーフェイスは絶対ムリか
「メンタイとフィッシュ おいしそう」