午前10時、たくさんの声援に見送られながらフルの旅へと出発~
出だしの約2kmは下り。
下りながら、「これが帰りには22kmの第1関門の前に立ちはだかる試練の上りとなるんだな」と考えます。
渓流沿いを走ったりします。
傾斜はきつくはありませんが、ボディーブローのように…
坂を登り切り、今度は南下
6kmから11kmまでの約5kmはゆるい下り坂
少しずつ人もばらけ始め、周りはだいたい自分と同じくらいのペースのランナーたち。
タッタッタッタッと刻まれる足音のリズムをBGMに聞きながら、心地よ~く走ります
途中、陽が射してきた時のために頭につけていたサングラスが落下するというアクシデント
でもまあ、これはたまにあること。
今日はあと必要なさそうだし、あわてずに拾ってポケットへしまいます。
手ぶれしてるけどグッドデザイン賞を受賞しているという田沢湖駅
この辺、「曲がれども曲がれども上り」の印象で、なんだか気持ち的に少し疲れました
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線路を越えるところの坂は納得。
この辺から第1関門の22km地点まではほぼ上り
それでも辛抱強く、5分30秒くらいのラップを重ねて行きます
この大会はおよそ5kmごとに給水所、その中間くらいにスポンジという配置
そんな中やっとたどり着いた20km地点の給水所で思いもよらぬアクシデント発生
スポーツドリンクに続いて手に取った水
「うえっ~ぷ」
ぬるい というよりむしろ生温かい
でも問題はそこじゃなく…。
…薬品の味
「この水道水、少しカルキ臭いですね、奥さん。」
というレベルではなく、少し希釈した消毒薬っていう感じ
直前に食べたカットレモンと反応したのか口の中にダマが出来てる
「なんだこれ~」
と思いつつも、中間点のタイム、そして関門のタイムが気になるのでラン続行
幸い、その後吐き気がしたりおなかが痛くなったりはしなかったものの、とにかく口の中が気持ち悪い
早く次の給水所まで行って口をリフレッシュしたい。
湖の前の上り坂も悲しいかなペースアップ
結果、中間地点-2時間04分11秒 22km関門-2時間10分ちょうど。
という順当なタイムで通過~
田沢湖まで戻ってきた、という喜びを味わう余裕もなく…
「み、水、水…。」
25km地点ではちゃんと冷たいおいしい水を頂き、さらに携帯していたエナジージェルでお口直し。
「ハァ~ 生き返った~」
やっとリセットすることができ、きれいな湖の景色に目をやることができるようになりました。
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湖畔にある4つの辰子像のうちの1つ。
林間コースも気持ちがいいです。
それにしてもあの水はなんだったのか
ロシアンルーレット的な
他にも飲んじゃった人いないのかな~。
HPや大会レポをみてもそれらしいことを言っている人はいないみたいですが…今のところ。
まっ、気を取り直して後半へ進みましょ~