『伊坂幸太郎”最高小説”待望のl映画化』
ということなので早速観てきました
恋人を殺されてしまった元教師と、裏社会に生きる殺し屋たち。
住む世界は違えども、それぞれに憂いを抱え、悩みながら生きている…。
『グラスホッパー(トノサマバッタ)は密集して育つと、黒く変色し、凶暴になる。人間もしかり…。』
というテーマがテーマなだけに残酷なシーンも多く
殺し屋同士の対決シーンなどはこの映画の見せどころの1つだとは思うのですが、個人的にはその尺を長く撮るよりは原作にあるもっと違う描写に割いて欲しかったかな~なんて
ただ、独特のキャラクター設定。
それと一通り物語が終焉したかに思えてからのラスト10分、それまでの伏線が一気に回収されていくさま。
この辺はさすがまさに『伊坂ワールド』という感じがしました。
『ゴールデンスランバー』などは原作も映画もどちらも素晴らしいと思いましたが、今回に関しては原作の方が断然よかったと思っちゃいました。
監督が違えばまた違った雰囲気に仕上がるんでしょうけど。
仙台ロケで撮った映画たちのような、暖かみを感じるシーンがちょっと少なかったような気がして…。
あくまでも個人的な感想ですので平にご容赦を~。
話は変わりますが、ノーマークだった鈴木亮平さん主演の『俺物語』という映画がすごく気になってます
この映画もオール仙台ロケ。
定禅寺通りをはじめ広瀬川、城南高校、八木山ベニーランドなどが撮影の舞台となっているとのこと。
少女マンガが原作らしいのですが…、ちょっと見てみたい気も~