先日、秋ビールを紹介しましたが…。
秋の日本酒といえば『ひやおろし』。
ここで説明しよう(o^-')b
『ひやおろし』とは…
通常は、冬にしぼった新酒を、劣化しないよう春先に一度火入れをした上で貯蔵し、秋に2度目の火入れをして加熱殺菌したのち出荷するが、その2度目の火入れをせずに「卸し」たもの。
ひんやりとした蔵で熟成し、秋の到来とともに目覚めるひやおろし。
芳醇の秋にふさわしい、穏やかで落ち着いた香り、滑らかな口当たり、濃密なとろみが魅力のお酒。
というわけで『あさ開』の純米吟醸ひやおろしを買ってみました。
若いころも「あさ開」は飲みましたが、その時飲んでいたのはほとんどが値段の安い本醸造ばかり。
一級酒、二級酒という表現から本醸造、純米酒、純米吟醸酒などという表現に変わって間もないころの話です。
その時のイメージで、それほどおいしいブランドではないかなと思っていましたが、やはり純米吟醸となるとおいしいです。
その年の出来具合によって印象も変わるし、もちろん醸し方や精米歩合によっても大きく変わるし、一回飲んで「いまいち」と思ってもそれだけでそのお酒の価値を決めつけてしまうのは違うんだな~。
…とわかったのは比較的最近のことです。