コホン
えー、大変ながらくお待たせいたしました
それでは『東北風土マラソン2014』の様子についてレポートしたいと思います
なお、今回はいつもにも増して写真が多く、長くなりますのであらかじめご了承くださいませ
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日本の夜明けぜよ
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いい天気~暑くなりそうな予感。
先週の『もとみや』に引き続き、今週も『生ビール一気飲み』さんとともに参加です
かなり早く会場入りしていた一気飲みさんがスタート地点近くの休憩用テントを確保してくれていたので便利でした
着替えたりいろいろ準備していると、ステージには『サンプラザ中野くん』が登場
『RUNNER』のちょっとシュールな替え歌で会場を盛り上げていました(司会の方はちょっと困ってた感じ)
この大会は各々がスタートラインを通過してからのタイムを計測する、ネットタイムオンリー。
50人ずつ区切ってのウェーブスタートとなっているのであせることもなく安全なのでいいですね
そしていよいよ午前8時。
『RUNNER』のイントロと同時にフルマラソンスタート
『いざ、実食』
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いやがうえにもテンションあがります
ところで今回のコース、どんなコースかと言いますと…
まずは長沼の南側中央にある会場をスタートして東へ向かい、ぐる~っと沼を廻って西側のはじっこ、15km地点まで行きます。
そして折り返し、来た道をずーっと戻って会場付近で第2折り返し。これで約30km。
そこからさらにもう1度東へ6km行って戻ってくると42.195kmとなります。
コースはほとんどがセンターラインのない細めの道。
のどかな風景がつづき、ウグイスやキジも鳴いていてピクニック気分です
そして2kmも行かないうちにさっそくやって来ました、エイドステーション
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まずは栗原市のイチゴ
「イチゴは1周目だけでーす」。もちろん確実にゲット。
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菜の花畑もきれいでした
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つづいては気仙沼市の『希望ののむヨーグルト』。冷えてておいしかったです
のむヨーグルトとは別に水もおいてあり、その水は日本酒『澤乃泉』の仕込み水です
次のエイドは南三陸町の『シャキシャキめかぶ』
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何回撮り直してもどうしてもピントが合わず、『ボヤボヤめかぶ』これまたウマシ
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長沼の最東端の水門の前を通り、今度は沼の北側を走ります。
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南三陸町のわかめと登米の味噌でつくった『わかめの味噌汁』これぞ日本の味。
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大崎市鹿島台産の『鹿島台さんトマト』元気出る~
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どんどん行きますよ~美里町小牛田の『山の神まんじゅう』
約2kmごとにやってくるエイド。そのたびに食べそのたびに給水してたら、なんだかトイレに行きたくなってきました。
最後までガマン出来なくはなかったと思いますが、今回は完全にファンラン
あわてずトイレに寄っていくことにしました
スタート地点のトイレは少ないかなと思いましたが、各エイドごとに仮設のトイレが必ずあったので、「なるほど、これなら大丈夫」。納得です。
すっきりしたところであらためて、『さぁ~食べるぞ~』
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やっと長沼の西はじまで来ました。
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登米市の『あんかけあぶら麩丼』。一口だけどミョーにおいしかった~
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いえ、一迫の『綿屋』の仕込み水です。紙コップより格段においしそうに見えますね
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15kmの折り返し。応援ありがと~
折り返して少し経ったところで一気飲みさんとすれ違いハイタッチ
おーなかなか力強いハイタッチです。
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岩出山の名物、『かりんとう』そろそろ甘いのが欲しかったの
(ここの給水、『まつばら源泉』だけ写真撮り忘れました)
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対岸の会場がやっと見えてきました
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登米市の『あぶら麩炊き込みご飯』。炭水化物も補給しとかなきゃネ
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おおっとこれは気仙沼の『ふかひれスープ』
おいしすぎてあっと言う間に飲んじゃった
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沿道の牛舎にいた牛のおしり
写真を撮ってたら「あ~、牛の写真撮ってる~」となぜか大爆笑されてしまいました
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気仙沼の『金のさんま』 味付けがとっても良くておいしかった~
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だいぶ戻って来まして、さっきめかぶを食べたところ。今度は山形県最上町の『最上早生(もがみわせ)冷そば』。かなりコシがありました
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登米市の『仮面ライダーきゅうり』
登米市中田町出身の石ノ森章太郎さんにちなんで付けられたんだと思います。味噌も登米市の味噌
なかなかいいペースで来てますよ
懐石料理のコースを楽しんでる感じ
はたまたRPGのステージを1つ1つクリアしていく感じか
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地元登米市の名物を合わせた『あぶら麩はっと汁』。後半に備えパワーをつけなくちゃ
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石巻市雄勝の『蒸しホタテ』
ちょうどなくなったところだったので、蒸し上がるまで約2分、よだれを垂らしながら待ってまで食べましたよ
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同じく南三陸町の『復興お山のマドレーヌ』。
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「タコでパア~タコでパア~
」
拡声器で何か叫んでると思ってよく聞いたら、「タコでパワーアップ」って言ってました
南三陸町、志津川特産の『たこの唐揚げ』。
そろそろ、キツクなってきたかなおなか
いや足も
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ようやく第2折り返し、30kmが近付いてきました
会場手前の折り返しでナンバーカードにマジックでチェックを入れてもらったあと、すぐにまたエイド。
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『登米産牛サイコロステーキ』ステキ~
(ヤッパリイッテシマッタ…)
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給水は松山町のお酒『一ノ蔵』の仕込み水。
少しして一気飲みさんと2度目のハイタッチ
「折り返しまだ~」「まだ~
もうちょっと~
」
私もバテてきましたが、一気飲みさんもだいぶキテルみたいです
今回のコースは大通りに面した所がないので、応援は基本的には周辺に点在する民家の人たちとボランティアの人たちのみ。
それでも、みんな一生懸命に応援してくれます。
「ガンバレ~」
「ありがとうございまーす」
声援も感謝の気持ちもダイレクトに伝わるし、折り返しが3ヶ所あるので選手どうしの励まし合いも盛ん。
とてもいい雰囲気です(^O^)/
みんなで励まし合いながらやっとこさ第3折り返し
風景を楽しみつつみんなでストレッチ。
沼のほとりだからほとんどフラットなんだとばっかり思っていましたが、アップダウンがひっきりなし、右へ左へクネクネと曲がっていて、結構脚に来ました
39km地点くらいだったでしょうか、一気飲みさんと3回目の遭遇。
「バテたぁ~」
ハイタッチもままならず、ロータッチでエールを交わします。
「大丈夫かな~、一気飲みさん」と心配しつつも、ひたすらゴールを目指します
そしてそして、ついにその瞬間がやってきました
感動のゴールです
たくさんの拍手に迎えられゴールテープを切りました
(上の写真はゴール後に反対側から撮ったので「スタート」になってますが…)
一人ひとりゴールテープを持って待っててくれる大会というのも珍しい気がします。
でもってそのタイムはというと………
『4時間23分43秒』
そして、全種類のフード、飲料水を完全制覇しました
目標達成~(完食のことです( ´艸`))
全てのエイドに立ち寄り、完食したわりにはタイムも大阪、東京に次ぐ3番目の記録でなかなかのものだと思います(自画自賛)。
お気楽なスタンスで臨んだのがかえって良かったのかも~
その後、仮装ランナーたちもぞくぞくと帰還。
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「スパースパー」と布ごしの呼吸が苦しそうでした
これで完走はスゴイ
心配した一気飲みさんも後半は開き直ったらしく、エイドから「ホタテを堪能しています」とメールを送ってくれ、ほどなく無事ゴールとあいなりました
ゴール後は着替えて会場を少し散策。
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前日はいなかったゆるキャラも多数出現「オクトパス」くん。
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運転手じゃなければ枡を持って日本酒の試飲めぐりもできたんですけどね~
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朝はつぼみだったチューリップも帰りには開いていました
試飲はできなかったけど、しっかり買って帰りましたトーゼン
震災後に企画を立案し、3年間構想を練ってきただけあって、第1回目とは思えないくらいとてもスムーズな運営だったと思います。
シャトルバスで待たされることもなかったし、エイドには「ここが最終のゴミ箱です」との表記があったのでカップが散乱することもなく、その他、臨機応変な対応もそこここに見られ、よく研究しているなー、と感心しました。
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後半はスタッフ総出で選手をアーチでお出迎え。
指についたタレをなめなめ、舌舐めずりしながら走った一風変わった大会は、また1つ記憶に残る貴重な体験となったのでした~