『誰も守ってくれない』 | 石巻ではたらく●●●●のblog

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ベチャベチャした雪が降りに降った土曜日


映画の日(毎月1日)イブでしたが


レイトショーに行ってまいりました。


二本松で暮らし始めて3年目ですが


初となった


福島フォーラム



ワーナーマイカルシネマズ福島


がある一方で


さほどメジャーでない作品も上映されている


単館系映画館って


あると便利です。


(今回の作品はメジャーなヤツですが・・・)



週末の映画の日のマイカルは


かなり混雑するとの情報を聞き


1日前倒しで車を走らせました。




『誰も守ってくれない』


期待感を持ちながら拝見しましたが


前評判通りの良い作品でした。


さすが


モントリオール世界映画祭・最優秀脚本賞


です。


この作品のCMやプロモーションが


ロードショー開始前くらいから


だいぶ露出されてきていましたが



私がこの作品を知ったのは


ちょうど正月三が日の1月2日


いわきから二本松へ向かう途中に聴いたFMからでした。



監督の君塚良一さんは


『踊る大捜査線』 など


テレビの脚本家としては有名であり


私もその名を知っていた人間の1人だったのですが


その彼が日大芸術学部卒業後


萩本欽一に弟子入りし


『欽ちゃんのどこまでやるの』


などの台本を手掛け


今もなお


『欽ちゃんの仮想大賞』


には構成作家として参加していることを知ったのはこのFMでした。



大変興味深かったのは


シリアス系のテレビドラマ志望だったため


バラエティ番組の台本を手がけることに消極的だったものの


欽ちゃんに


「ドラマを書くためには、いろいろなことを経験しておけ」


と言われていたという話です。



FM番組では


君塚さんが出演し


生い立ちを話していたのですが


バラエティ番組時代の経験が


『踊る・・・』をはじめ


多くのヒット作の際


役立ったとのことでした。




記憶の中では


映画館に足を運んだのは


『ザ・マジック・アワー』


以来、半年振り。


(ワタシ的には、正直満足できなかったんです。)


今回も主演は同じ


佐藤浩市


でしたが


殺人事件の容疑者の家族の保護


という重いテーマではありますが


お勧めの作品です。