まるで鷹の前の雀 蛇ににらまれた蛙 猫の前の鼠

そして・・・    まな板の上の鯉




時はさかのぼり 2008年4月の2日

はじめての大腸検査を前に tomy98 は検査台の上で

生まれたての小鹿のよーに プルプル震えていた・・・



思えば 半月以上も前に 肛門管直腸検査で

奥になにかあると言われたままやっと順番が回ってきた


大腸癌なのか?  俺は生きてられるのか?  今 思えば

こんなまたせるクリニック選ぶ必要なかった ヾ(▼ヘ▼;)



こんな時の半月という期間はあまりにも長い

完璧に生殺し状態だ


天中殺に三隣亡 13日の金曜日に厄年 仏滅に丙午が

いっぺんにやって来たような日々であった・・・



検査がはじまりぷしゅぷしゅいいながらカメラが入っていく

空気を送り込んでいるのか腸が張るかんじがする

やがてドクターが看護師をよびつけてなにやらひそひそ話する


2ケ所生検しますというとそこでカメラがとまりなんかやってる




その後カメラが終わると看護師たちが集まってこっちを眺めてる

妙に丁重に休息用の簡易ベッドへ移されたかと思うと

カーテンの向こうで 私の名前を看護師たちが口に出して話してる



後から検査をしたものも休息が終わり順次引き揚げていく


自分もぜんぜん問題ないので早く帰りたいのに

一向に声がかからない・・・




結局誰もいなくなったあと やっと呼ばれたかと思うと

はじめて顔を見るドクターの部屋へ案内される

そこは 禁煙外来の部屋である ? ? ?



結局 このクリニックには炎症性腸疾患のドクターがいないのだ


禁煙外来のドクターは私の顔をみるなり

露骨にいやそーーーーーーーーーーな 顔をして



" こ れ は   ね ぇ ~ ~ " と


ため息をつく ・・・




なんなんだ 末期の大腸癌なのか  (><;)

とにかくとてもよくない話を聞く空気が漂っていた・・・


そのくらーーーい 雰囲気を感じた事で

私の体が金縛りのよーに パリパリ凍り付いていくのが解った ( °д°)

ちょっと血の気が引いて めまいがする



長い事 画像を眺め

禁煙外来ドクターはやっと重い口を開いた ・・・


" これは癌ではないけど ひじょうに厄介だね~

  潰瘍性大腸炎と言って 完治しない難病になるよ "


癌ではなかったという安心感と

医者が露骨にいやな顔をして語る"難病"という言葉が


0コンマ何秒の割合で交錯する・・・


とりあえず喜んでいいのか 悲しむべきなのか

いったい どっちなんだ 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。


しばらく考え冷静になる

いや これはまずい事になってる


どーすればいいのか "ピンチの時は素早く行動する"


大腸癌という感覚を捨て 潰瘍性大腸炎へ能を切り替える

そして訪ねる


"どーすればいいんですか どーなるんですか"


しかし 禁煙外来のドクターにそんな事が解る訳ない


禁煙外来のドクターは 



半月後の金曜日に 炎症性腸疾患の専門医が来るので


そこで結論を聞いてください という事であった

弱い立場に立たされた tomy98

なんだよ また半月もまたせるのかよ ( ̄∩ ̄#



くやしくても ドクターの前ではひれ伏すしかない・・・


くり返し言う・・・



こんなクリニックを選ぶべきではなかった





             ~ 過ち  (あやまち) ~

  










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