2008年 4月 2日 ・・・


4月2日なんていう日をなぜ選んだのか? 選んだわけではない

半月以上予約から待たされ空いてるのがここしかなかったのだ (x_x;)



意を決して訪ねたクリニック・・・  忘れもしない3月15日

肛門管 直腸検査をやると医師は奥になにかありますねー

解らないので大腸検査を予約して下さいと言った・・・



そんな事言われての半月と二日・・・

1日1日を 精神的に乗り越えるのがどれほど地獄だとおおもいですか?


当時 痔でないとすると”大腸癌”だ という知識しかなかった

それならそーと 早く煮るなり焼くなりしてくれーーーーー 汗



仕事へ行っても 何をしてても 思い起こすたびため息しか出ない



つきあいかけてたナース翼 と会う気力もない

三度のめしより好きなテニスをやろうという気にもならない

スノボに行こうなんてまるで考えられない・・・



ただ 目をさまし ため息つきながら仕事して 帰って寝る・・・

風呂に入ってあたたまった時のみ ほんの少し緊張が解け

つかの間の安息があった・・・  気が狂いそーだった



でも今思えば・・・


こんな時でも つかみかけたチャンスは手放してはいけなかった

人生にリセットは効かないのだ

ナースから何度も着信やメールは入っていた



体調が悪いのでと返信するだけだった・・・



最初のうちは毎日来るメールもある時を期に  途絶えた



なぜあの時 ・・・










あと少しだけ もう少し 強くならなくちゃ ・・・


今でも夜の散歩に出かけると

あの冬ナースと何度か通った

”スロー”という カクテルバーがあった店の前を通り思い出す・・・



・・・・・・・・・



いよいよ運命の 4月2日 ・・・

はじめての大腸検査 未知の世界


大腸検査自体に対する恐怖感もあったが ムンクの叫び 

それによって余命を宣告されてしまうのではないかという恐怖が走った


検査台の上で 生まれたての小鹿のよーにプルプル震えてると

看護師さんが ”あれっ 震えてるんですか ?” と

指に心拍測定器みたいなのをつけながらププッと笑った・・・







まるで鷹の前の雀 蛇ににらまれた蛙 猫の前の鼠

そして・・・    まな板の上の鯉







 





↓ 情けない男に一票をポチッと


にほんブログ村