2007年、12月も後半になると雪山シーズンとなり

いよいよ本格的にスノボツアー(毎週旅立っている)がはじまった・・・



倒産したY社時代の取引先営業Kさん主催の合コンで知り合ったナースへ

足慣らしに出向いたカムイミサカから雪上のボードに

ステップインする写メを送った



どんな事があっても ( あした借金取りがやって来る・・・
               0点のテストを受け取らなければならない・・・
               大腸がん診断の結果が待っている etc・・・


あの瞬間だけは、すべてを忘れられる・・・

たとえば、志賀のジャイアントをぶっ飛んでる時

後半に向けておもいっきり荷重がかかりロックされた状態で

慎重にノーズを落として行き外向姿勢を保ち、

さらにマキシマムにむかって沈み込み、耐えられないくらいの荷重に耐え

板の軌道に身をまかせ、脚力の限界に達したとき

もうだめだと思いながらも抜重動作に入った時の

あの乗り換えの瞬間フワッと風と同化する一瞬


恐怖の淵から光の中へ生還した 至福のひとときを味わえる



元々人間は、先の事より今であってる苦痛や恐怖が優先される



この頃は、親族の長い闘病生活に巻き込まれた闇から

少しおちつきを取り戻した頃でなにかを忘れようと

わずかなゆとりを、むさぼり楽しんでた



そんな年の明けた1月、ひとまわり年下のナースから

自分ばっかで、私もつれてってよと メールがあった・・・






               
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