マイスターのドイツビール案内 | 恋するビール。ビールブログ*びあびあ

マイスターのドイツビール案内



この本はビール好きの方には是非読んで頂きたい一冊です。

ビールについて書いた本は沢山ありますが、その中でも初めて、「うんちくが押し付けがましくなく、分かりやすく書かれてある本」だと思った本でした。 多分ビールについて沢山知っているからこそ、易しい言葉に噛み砕くことができるのだと思います。

この本は、著者の高橋氏が、ビールの本場ドイツに渡り語学を学んだ後、醸造所で働き、麦芽工場で職業研修を受け、そしてビールマイスターを育成するデーメンスマイスター学校に入学、ブラウマイスターの称号を得るまでの道のりを書いた本です。

彼の過ごした3年間が活き活きと描写されているのでとても楽しくて、読みながら、自分も醸造所で働いたり、チェコのビアホールにビールを飲みに行った気分になりました。「豚のたたき」や「松ぼっくりで焼くソーセージ」・・・食べてみたいです。

また、著者の経験を通して、日本人から見たドイツについても書かれてあり、物を大切にするドイツの姿や、職業意識と教育制度(※)についてはとても興味深く読みました。

ビール好きで、ビールの味の違いやビール造りにも興味がある方は読んで後悔しない一冊。楽しみながら読めるはずです。
オススメです。

※ドイツの手工業を支えてきたマイスター制度は、近年大きな転換期を迎えたようなので、ドイツの現状もこの本に書かれてある内容と少し変わっていると思います。多分。

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【内容情報】(「BOOK」データベースより)

ビール大国ドイツに渡り、ブラウマイスターの称号を得た著者が、
ビール本来の魅力をたっぷりと紹介。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 ワルツ(遍歴の旅)(1999年春 ケルン(ノルドライン=ウェストファーレン州)/1999年初夏 ミュンヘン(バイエルン州)/1999年夏 ラーバー村/1999年夏 レーゲンスブルグ(バイエルン州オーバーブファルツ地区)/フランケン地方(バイエルン州))/第2章 マイスター学校(2001年秋 グレーフェルフィング(ミュンヘン近郊)/2001年冬 グレーフェルフィング(ミュンヘン近郊)/2002年春 グレーフェルフィング(ミュンヘン近郊)/2002年夏 グレーフェルフィング(ミュンヘン近郊))