■『麗しのサブリナ』 / 〝La Vie En Rose〟バラ色の人生

『麗しのサブリナ』/ 〝La Vie En Rose〟バラ色の人生

先日、午前十時の映画祭８の特別企画で上映されている

『麗しのサブリナ』を観て来ました☆

前回の『ローマの休日』に引き続き、不朽の名作と言われる所以がわかったような気がします。

人生の通過点で、迷ったり立ち止まったり。。

映画のワンシーンを自分の人生に重ねて

自分もそう思う

自分もこんな風になりたい

なれなくはない

なったってイイ！

なる☆　って

絶妙に刺さる名セリフに共感し魅了されるからなのではないかと....。

それは、今までの自分を変えるターニングポイントなのかもしれません★

少しネタバレになってしまいますが、大富豪ララビー家のお抱え運転手の娘サブリナ（A.ヘプバーン）は、実業家の次男に片想い♡をしています。

しかし父親から身分違いの恋に対し、

〝月に手を伸ばしているようなもの。

月には手は届かない〟

と言われ、失恋の癒しも含め、料理やマナーを学びにパリの学校に行くようにすすめられます。

2年後、サブリナは魅力的な大人の女性に洗練されて戻って来ます。

自分に自信があると内側からの光が増し、

キラキラと輝いて見える☆

若い時の原石の眩しさより、年齢と経験を重ねて自分を磨いた分だけ、より光輝いて見えるのです★

これは、パリから戻る前に父親に宛てた手紙です。

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Sabrina (1954)

Audrey Hepburn

"Dearest Father,

We shall be graduating next week, and I shall be getting my diploma. I want to thank you now for the two most wonderful years of my life. I shall always love you for sending me here.

It is late at night, and someone across the way is playing “La Vie En Rose”. It is the French way of saying, “I am looking at the world through rose-coloured glasses,” and it says everything I feel.

I have learned how to live… how to be in the world and of the world… and not just to stand aside and watch. And I will never, never again run away from life… or from love, either.

親愛なるお父様へ

来週卒業証書をもらう予定です。

私の人生で最高の年でした。

この素晴らしい2年を与えてくれたこと、

ここに送ってくれたこと、心から感謝しています。

今、夜も更けていて、どこか通りの向こうで

誰かが

「薔薇色の人生（ラ・ビ・アン・ローズ）」

を弾いています。

「ラヴィアンローズ」

これはフランス語の言い方で、

「私の人生はバラ色

（私は世界を薔薇色のサングラスで見ている）」