末っ子は、何か変!
姉も毎日、つぶやく程。
彼女の当たり前、日常が、変?
他の子をみても、彼女ほど、豪快ではないし、
公文に行くと、先生の横に座りたいとダタをこねる。
男の子と遊びたいと言って、自転車に乗れないなーたんは自転車の乗れる男の子の後ろを
ターミーネーターのように追いかけてひたすら走る。
書写の宿題のイラストを夢中になって書く。(それが、また上手♪)
給食のおかずの配膳をぴったり終わらせるのに、命をかけている。
彼女の日常にころがっている普通って、わたしたちには、到底マネのできない普通。
頭の中の思考回路、どうなってるんだろっ?
先日のピアノのお稽古でのお話。
言いたいことをズバズバとストレートに言うなーたんと先生のお喋りはベテランの漫才師の呼吸よりすばらしい。
久しぶりにお稽古の見学をして、笑いが止まらない。
なーたんの前の二人兄弟のレッスン待ちのときの話。
その二人のお母さん、かなりふくよかで、奥行のある女性にみえた。
その横で、わたしとなーたんは、正座をして待っていた。
すると、いきなりなーたんが寝転がって、直線のようになる。
わたしは、慌てて「なーたん、行儀が悪いから、やめなさい。」と、からだを起こそうとする。
何度起こしても、なーたんはまた、寝転がってにやにや笑う。
本当に、なんてこった
わたしは、彼女の育て方を間違えたと、心の中でつぶやきながら、
順番をまつことに、徹した。
しばらくして、レッスンが終わった。わたしたちの座っている前を兄弟とそのお母さんがすっーと、
通ってドアに向かった。
なーたんは、扉がバタンと閉まったかと思うと、
わたしに、
「薄くなったから、通れたやん?」と、小声で耳打ちして、にんまりした。
そうか! なーたんは、自分の体を少しでも小さくして、通りやすくしていたのね。
なーたんの行為は、正しいのか正しくないのかは、わからないけど、
なーたんの個性なのだから、大切にしてあげたいと思う。
